かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

あなたはどこから来ましたか?

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昨年秋公開の愛岐トンネル群への来場者の各県別グラフです。FBにも書きましたが、春日井には、全国から来てもらえるコンテンツは他にはありません。観光とは「光」を「観る」と書きますが、まさに春日井にとっては一筋の光なんだと思います。
この愛岐トンネル群は、以前JR中央線の高架化に伴い旧勝川駅を取り壊すとき、ホームに明治33年開業当時の煉瓦がそのまま残っていて、これを保存しようと「残し隊」を結成し活動していましたが、その時現在保存会の事務局長をしている村上さんが見つけてきました。一緒にやろうと誘われたんですが、まだ、再開発の途中でしたので断ると彼はNPOの「保存会」を結成し今日に至っています。将に、このトンネル群は村上さんの功績だと思います。

さて、この愛岐トンネル群のある最寄駅は定光寺です。一帯は国定公園に指定されている風光明媚な場所で、子供の頃は、遠足にも出かけましたし、この河川敷で写生大会が行われ、春日井市内の小学生は必ず一度は行く有名な場所でした。名古屋、春日井の奥座敷と言った風情で、料理旅館の千歳楼さんは、料理と陶器で多くの人に愛され、玄関を入った所には加藤唐九郎の陶壁があり目に焼き付いています。今はいろいろな事情で廃屋になっていますが、亡くなられた先代からよく知っていますので、今の姿は見るに忍びません。いつも何とか出来ないかと案じています。

また、最近、旅行業者から名古屋コーチンで昼食をというご予約が増えてきましたが、今日も奈良からお越しの団体があり聞いてみたら、昨日は岐阜の長良川、今朝名古屋城を見学し弊店で昼食後お帰りになるとの事。光は観るだけではなく「食」も関係してきますので、もう少し広い視野で考える事が必要なんでしょうね。