かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

103回かちがわ大學

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最近よく耳にするフィンテックという言葉。ファイナンス(Finance)とテクノロジー(Technology)の2つを併せた造語で日本語だと金融ITとか、金融テクノロジーと略される場合が多いようです。また、金融IT分野の企業を直接表す場合もあるようですが、まさに、今日の講師の高木純さんは、このフィンテックベンチャー企業「株式会社NIPPON PAY」の代表です。最初に元早稲田商店会会長の安井さんから地方創生の話や早稲田商店会がこの事業を行う事になった経緯等々約20分程度お話を頂き本題に入ります。日本では個人決済の約80%が現金、約20%弱がクレジットカードでスマホ決済は数%だそうですが、海外では国よって差異はあるものの7~90%がスマホ決済との事。観光立国を目指している我国では殆どの店舗で決済できない状態です。勿論、中国、台湾、韓国などのインバウンドに対応するためでもあるんですが、高木さんは、自身が世界中を回ったご経験(ケニアでも槍をもって飛んでいると思ったら殆どがスマホで決済でき驚いたそうです)から、日本でもキャッシュレスが進むと予想され、これによって様々な負荷を取り除くことが出来ると考えられているようです。個人的には、銀行のインフラ(支店・ATM)が充実している日本では時間がかかるかもと思いますが、裏側では、Squareや楽天スマートペイ、折り紙ペイ、アマゾンペイなどモバイル決済のインフラがどんどん進んでいますので、そう時間は掛からないのかもしれません。どちらにしても新しい枠組みや技術がどんどん出てきますのでついて行くのが大変です。今回のお話を受けて商工会議所・商店連合会でも事業として取り組んで行きたいと考え、改めて説明会を開催します。f:id:t-mizuno:20180217081804j:plain

その後の懇親会では、いつもの安井節がさく裂! 日付が変わる直前まで楽しく役に立つ?お話が続きます。