かちがわ通信

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1月第2例会

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チャーターナイト記念例会&100%例会として本年5月で閉鎖となるグランドティアラ春日井での夜例会です。今日の卓話はシドニーオリンピック競泳日本代表の萩原智子さん。最近は「ハギトモ」の愛称でテレビのコメンテーターとしてよく見かけます。同時に春日井の広報大使として、毎年この時期に萩原智子杯の水泳競技大会を開催。弊店にも一度お越しいただいたこともあります。

さて、最近日本の競泳陣の活躍には目を見張るものがありますが、1996年のアトランタ大会が大きな転機だったと振り返られました。1992年のバルセロナ大会で14歳の岩崎恭子さんが金メダルを取ったものの翌アトランタでは惨敗。これを契機に、それまで水泳は個人競技として個々のコーチの指導の元で取り組んでいたのですが競技として初めてチームビルディングを取り入れ人間力の向上、心をひとつに、オープンマインド、フォーザチームを合言葉に選手力の向上を目指したそうです。特に北島康介の存在は大きく、現在の萩野公介に引き継がれているのが、日本競泳陣の躍進に繋がっているとのことです。また、メダルを取れるのはホンの一部の選ばれた人たち、大半の選手は悔しい気持ちを持って帰国します。萩野さんもシドニーで4位という成績だったんですが、空港に到着するとメダルを取った選手と分けられ、大変辛い思いをされたとのこと。こういった選手にも温かい気持ちで接していただけると嬉しいと締められました。

終了後、引き続き懇親会が行われましたが、グランドティアラの婚礼支配人から長年ご利用いただきありがとうございましたと感謝の言葉があり、6月以降は車関係の会社が取得されこの建物は解体されると話がありました。とてもいい建物だったので、わずか25年で解体されるのは本当に残念です。すぐ向えにあった、マルヤス家具さんもすでに解体されていますが、こういった少しアッパーな店舗がキチンと営業出来ないところに春日井の経済力の低下を感じます。