かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

商店街について その一

今日から4月。ドンぴしゃりで「桜」が咲き始めました。桜の開花宣言から散るまでの期間が長いほど、景気がよくなるそうです。(ほんまかいなと思いますが)
今年はどうでしょうか・・

先日のブログで小牧の事を書いたら、桃花台新聞と言うブログを書いている人からコメントとトラックバックをしてもらいました。小牧の商店街の事も書いてあったので少し付け加えておきます。

小牧だけでなく、全国の商店街は本当に疲弊(衰退)しています。先日NEWS23で岐阜の柳ケ瀬商店街の現状を放送していましたが、長崎屋、近鉄の閉店以後、周辺を7つの郊外型の大型店に囲まれ、お客は大型店に取られ商店街は閑散としています。これを打破する為に、商店街としてネット事業に乗り出し商品を販売できるよう勉強会を立ち上げたと言うニュースでした。同様の話は全国津々裏々よく聞く話です。
消費者のコメントや番組の内容を見ると、実は商店街の商業としての役割はもう終った言わんばかりの内容でした。確かに、消費者に支持されない商店街が、再び支持を取り戻す為にすべき事がどうも見当たらないのが現状です。

自分の家の直ぐ横に大型の量販店が来れば生活は便利にはなりますよね。しかし、大型店といえども淘汰の時は否応無く来ます。その時、彼らが地域の住民の生活のことを考え、店舗を死守するでしょうか・・あるのは企業の論理で、不採算店は閉鎖になり、かつてのボーリング場のように巨大なコンクリートの塊だけが残るだけです。

しかし、考えてみてください。ひとつの大型店が出来れば、その周辺の道路を始め、インフラ整備にどれだけの税金がつぎ込まれるか・・
中心市街地の空洞化は、言葉を変えれば「人」「物」「金」が郊外に流出することを意味し、単純に商業の問題だけでは無いと言うことです。

桃花台高蔵寺のようなニュータウンは事情が違うかもしれませんが、今回のケースは、愛知県が莫大な税金を投入して作ったにも関わらず廃線になるピーチライナー地盤沈下の件で、マイナスのイメージが大きいだけに、新たな住民が増えてくるのか、今後の展開を注意しなければ取り返しがつかない事になりかねません。アピタも例外ではありません。その時桃花台の住民はどこで買い物をするのでしょう。

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