またぞろ赤城農相の事務所費問題が露呈して大騒ぎになっています。選挙を前にして野党各党はここぞとばかり騒ぎ立ていますが無理からぬこと。こう次から次へと出てきては記者会見での安部さんの眼も虚ろになってきました。われわれ中小企業に関わらず世間では、一円の経費でも領収書の添付が求められています。政治資金規正法改正で５万円以上に限定されていますが、そもそもこの発想が不思議と言えば不思議。世間の常識とはかけ離れたところでの話です。
しかし、先日の松岡農相の自殺やら久間防衛相の「しょうがない」発言、さらに今回の赤城農相の記者会見を見ていても、感じるのは「政治家は孤独だな」という事。
いったん問題が出れば誰も擁護には回りませんね。たまに出ても小さな声でしか聞こえてきません。
「政治家は孤独」という事は、これは市会議員でも県会議員でも選挙を通じて感じた事ですが、いったんバッチをつけてしまうと、世間からは一線引いた形での物言いになってきます。勿論、世間の見方も変わってきますが、むしろこういった事が、疎外感を生み、政治家同士の仲間意識に繋がり、世間の「常識」から離れていくのかもしれません。政治家に権威があるかどうかはわかりませんが、少なくとも「国民」「県民」「市民」から選ばれた代表です。己を律することが出来ない人は、政治の舞台からは退場すべきではないでしょうか・・
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