かちがわ通信

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終戦記念日に思う事

今日は62回目の終戦記念日です。8月のこの時期になると戦争をテーマとした新聞やテレビでの報道が多くなりますが、戦争や原爆を風化させないためにも大切なことだと思います。特に今年は久間前防衛相の「しょうがない」発言から、広島・長崎の被爆者にとって、本当にやりきれない記念日となっています。戦争行為は国際法上、最後の解決の手段として認められているそうですが、湾岸戦争のように為政者のゲームのような感覚で捕らえられてしまうと大変なことになります。非人道的な戦争などとても容認できません。最近、特に右傾化が進む日本ですが、間違った国家観は戒められなければなりません。

以前、新聞で「広島・長崎の市長は平和宣言で鍛えられる」という記事を見ました。職員が作るのではなく、自らの思いで原稿を書くそうです。政府への厳しい言葉が、心に届くと良いのですが。

私は昭和27年生まれですが、子供のころには、まだ戦争の影も見えていました。勝川にも防空壕の跡もありましたし、街に出れば、傷痍軍人が白い服を着て募金をしていました。亡くなった父親も高野山の航空隊(予科練)にいましたし、戦地で苦労された方の話もまだまだ聞くことができます。しかし、あと数年で直に戦争体験を聞くことが出来なくなります。広島原爆の悲惨を今の目で見る映画「夕凪の街・桜の国」も公開されていますが、きちんと後世に伝えることは本当に大切なことです。

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