かちがわ通信

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長安LC表敬訪問

来年3月に開催する春日井LC設立45周年記念式典への招聘状を届けるため台北市長安ライオンズクラブへ鳥居会長以下10名で表敬訪問に行ってきました。
20日早朝会議所に集合しセントレアへ、何かとトラブル続きの中華航空機で台北へ。ここから国内線に乗り換え台湾南部の高雄へ到着。今回は台北だけではなく他の都市で、また、今年2月に開通した台湾新幹線にというメンバーの希望で一泊することになりました。

高雄高雄市は人口150万、台湾2番目の重工業都市で港は世界3位のコンテナ港として有名。市内を一望できる寿山からみると、大気汚染がひどく、市内を走るミニバイクも全員マスクをしています。この日は少し曇っていましたが、風の弱い日はこんな感じだそうです。中央にそびえるビルが東帝85ビル。台北101ビルが出来るまでは台湾一の高さ(378m)を誇っていました。我々の宿泊したホテルもこの中にあります。



台湾新幹線翌日、今年3月に開業した、通称台湾新幹線台北へ。所要時間約2時間です。正式名は台湾高速鉄道ですが、車両を日本が納入したそうで、外のペイントが違うだけで、乗り心地も含めて全く700系新幹線と同じ。開業までの紆余曲折が改札口(これはフランスが納入)にみられます。



例会訪問さて、台北に到着し、ホテルにチェックイン後、長安LCの例会会場である台北国際ホテルに移動。メンバーの出迎えの後、300-A2地区の元ガバナー顔さんの通訳兼司会で例会が始まりました。両会長の挨拶の後、矢野大会委員長から45周年の招聘状が渡され、懇親会が始まりました。例によって「乾杯」「乾杯」の連続で、飲めない私は逃げて回っていましたが・・・




陽明教養院翌朝、私と会長は、長安LCと春日井LCの合同アクティビティーとして医療器具等の贈呈するため、顔さんの車に同乗させてもらい、台北市立陽明教養院へ向かいました。桜の名所の陽明山にあるこの施設は、身体及び知的障害者が約400名いるそうで、パンの製造など福祉作業所も併設されています。院長の陳さん等の出迎えを受け、長安LCのメンバーとともに贈呈式を行いました。施設の生徒さんも20名ほど出席していましたが、国は変わっても社会的に弱い立場の人たちへの奉仕は、本当に重要です。終了後、他のメンバーと世界一の高さを誇る台北101ビル(高さ501m)で待ち合わせ帰国の途に着きました。

台湾は中国との関係から、国際的にも翻弄され複雑な立場にあります。日本とも正式な国交はないものの、親日家が多く民間レベルの交流は盛んです。来年3月には春日井に来ていただきますが、一層交流が深まればと感じています。