かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

人は財産

ここ数日前から、夜のウォーキングを再開。本人は颯爽と歩いている積りですが、途中知り合いに会うと「親父狩りに会うなよ」と必ず言われます。そういえばパトカーが巡回しているのに良く出会うので、この手の犯罪が多いかもしれません。なるべく明るい道を選んで歩くようにします。3、40分程歩きますが、日頃の運動不足か、足腰が痛く、また体力の衰えもずいぶん感じます。最近タバコの本数も増え、体に良いことは何一つやっていないことを考えれば当然かもしれませんが・・・

先週末、東部市民センターで行われた「高蔵寺青春音楽祭」の実行委員会の青山君から「大成功!」とメールが来ました。早くから企画やチケットの販売に奔走していただけに喜びもひとしお・・「苦労が形になり、報われた時は、頑張った人間にしか味わえない何とも言えない達成感があります。本当にお疲れ様でした」と返信しておきました。

今回の映画祭の準備の様子が、何度も新聞で報道されていましたが、高蔵寺NT地区の「民度」の高さにはあらためて驚かされます。200人以上の大学の教授が住んでいると言われていますが、地域や世代で括れるだけの一体感は、鳥居松、勝川、味美にはありません。高齢化が進み、地域の活力が薄れる中、こういった活動を行うことによって「人が主役のまちづくり」に進めると思っています・・・まさに人は財産です。

春日井市では、駅周辺での住宅開発が進み、春日井、神領、勝川駅周辺の人口は増え、相対的にニュータウンなど郊外での人口は減っているようです。便利さを求めて駅周辺に集まるんでしょうが、反面、静かさとか環境面では、郊外に及ぶべきもありません。最終的には個人の生き方に因るんでしょうが、老後のことを考えれば、医療や生活に不便な郊外より都市部に住みたいと思っている人が多いようです。しかし、先日、名古屋の某住宅開発会社の社員と話をしていましたが、都心のマンションに住みながら「車の騒音がうるさい」とか「空気が悪い」と苦情をいう住民が多いと嘆いていました。「何かを求めれば、何かが犠牲になるんですが」と漏らしていたのが印象に残っています。勝川でも多くの人が、便利さを求めて新しい住民となられました。この人たちが、勝川を本当に自分の故郷と感じ、愛着を持ってもらうために、何が必要なのか、今後も考えていかなくてはと思っています。