暫くの間頓挫していました地域コミュニティバスの件ですが、午後からのタクシー事業者との協議の結果、やっと合意する事が出来ました。内容は、運行時間は、夜の6時半まで、ただし、勝川の駅前ロータリーに乗り入れないというものです。当然ですが、先方にも譲歩してもらった部分も少なからずありますが、我々の意向は反映されず、しかし、走らせなければすべては進みませんので、忸怩たる思いで決着してきました。
今後は、既存のバス会社（名鉄バス）との調整に入ります。地域公共交通会議では「名鉄のバス停から２０m離してくれ」とか「勝川駅のロータリーのバス停は使わせない」とか、まあ何の根拠か知りませんが言われ放題。真意はこれからの調整の場で聞きますが、タクシー事業者程ではないと思いますが、難航が予想されます。
規制緩和の流れの中で新規参入者への門戸を開かれ、地域公共交通会議が設置されたとは聞いていますが、実態は既存事業者との軋轢を生まないため、行政や運輸局の指導が入りますので、かつての大店法時代の商業環境とよく似ています。まだまだ守られた業界という印象を強く感じます。
