何とも複雑な心境・・・昨日の予選で、フロントローを独占したブラウンGPが、何とワンツーフィニッシュ！ F1グランプリの開幕戦オーストラリアGPでいきなりの快挙です。勿論、エンジンは違うものの、J・バトン、R・バリチェロのコンビは、どうしても昨年までのホンダをイメージしてしまいますので、そのまま参戦していたらと思ってしまいます。また、今年はトヨタも良さそう。リアウイングの強度不足で、予選タイムなしのピットスタートながら３位に、グロックも5位に入りW入賞と健闘を見せていました。反面、昨年の二強、マクラーレンとフェラーリ勢はハミルトンが4位に入るのがやっと。何となく今年は波乱が起きそうで楽しみです。
さて、今年はＫＥＲＳ（カーズ＝運動エネルギー回生システム）を装着した車に注目が集まっています。数チームが独自のシステムを開発しているようですが、市販車のハイブリッドと同じしくみで、減速時の車体が前に進もうとするエネルギーを電気としてバッテリーにためて、その電力でモーターを動かしているそうです。直線コースに来ると、画面に黄色のバーが映し出され「今、カーズのボタンが押されました」との解説。まるでテレビゲームのようです。８０馬力程度追加されるそうですが、さてどこまで効果があるんでしょう。ちなみに今回カーズを装着した車は惨敗でしたが・・・
