かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

日出づる未来へ

西脇会長春日井商工会議所青年部設立30周年記念行事が『日出づる未来へ』をテーマにホテルプラザ勝川で開催され、青年部のOBとして出席してきました。式典は1時半から伊藤市長以下20数名の来賓と県下各地の青年部の代表、さらにOBを交え約250名で開催。卒業してから既に十数年経っていますので、久しぶりに唱和する青年部の「基本理念」「コアかすがい運動スローガン」には新鮮ささえ感じます。現役のメンバーも顔と名前が一致するのは、一部でしょうか。それも同じ釜の飯を食ったのはほんの数名です。しかし、私も26歳で入会し、私の原点のような組織ですので愛着は人一倍感じます。青年部の良さは型にはまらない事、私は青年会議所の事はよく知りませんが、両組織で活動したメンバーには、よくこの辺りの話が出ます。OB会にも現役の活動には「金は出しても口は出すな」と言っていますので、「まあよくぞここまで」と思わせる内容には、親心でしょうかいつも心配させられます。

東国原知事そんな心配が、今日の第2部の講演会でした。今や時の人になった宮崎県知事の”東国原英夫氏”と、あの「朝ズバ」でお馴染”みのみのもんた氏”の豪華ダブルキャストです。最初にこの話を聞いた時には、出演料の事もあり絶句しました。あるOBは「青年部は巨人か! 金で4番バッターを二人も取って試合が出来るか」と一喝していましたが、流石に時の人「中途半端な講師を呼ぶよりずっと良かった」というのが感想です。最初に登場したのは東国原知事。若い時に目指したのは「芸人か政治家」ではなく「芸人と政治家」。22歳の時にビートたけしさんに弟子入りを志願した時の話から始まり、フライデー襲撃事件の話や、かとうかずこさんとの結婚のエピソード、知事選の時の話、当選して初めて県庁に登庁した時の話など、次から次と話をされ会場は笑いの渦です。

みのもんた氏少し時間も押していたんですが、そこへ被るように登場したのはみのもんた氏。みの氏は、大学を卒業した時、就職が内定していたコカコーラを蹴って、マスコミ各社の試験を受けられたようですが、結局、文化放送に入社され、以後、深夜放送を中心に活躍されています。同時に水道メーターの販売をする株式会社ニッコクという名古屋にある会社の二代目社長も兼務されていますが、素人が見ていてもハードな日程をこなす元気の秘訣を「暑い、寒い、疲れた、忙しい」は絶対言わない事だと言われていました。これらの言葉は全て”否定”の言葉につながってくるので使わないように心掛けているそうです。



ご両人その後、再び登場した東国原知事との掛け合いになると、今話題になっている、衆議院選挙への出馬の問題に言及。知らない間いに会場の後方には、30社以上の報道関係のカメラの列が出来ていましたが、みの氏の問いかけに、自民党の古賀氏との話の中身は「古賀氏は前向きに検討すると言われたが、政治家が前向きに検討すると言うことはやらない事と同義語」と答えられ、また、今回の騒動で、周辺から「東国原をつぶせ」という逆風をすごく感じると言われていました。風を読むのがうまい知事ですので、逆風が吹いているのを肌で感じているのかもしれませんが、どうも今回の出馬はなさそうです。

その後、会場を変え、懇親会になりましたが、元気が良いのはわかるんですが、全編MR、ladyでは・・・頭痛がしてきました(笑)
延々6時間に亘って開催された周年事業ですが、式典、講演会は95点、懇親会は80点。青年部の汗も垣間見え、まあ良かったのではないでしょうか。。