かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

都市型水害

夕方から激しく降り出した雨は、あっという間に駐車場を池に変えました。本店の横の第一駐車場は、降った雨が一気に流れないよう、一旦桝に雨水を貯め、徐々に流す構造になっていますが、これが溢れたためです。また、JR中央線大曽根高蔵寺間で運転を見合わせているようで、名古屋からご予約のお客様がキャンセルになってしまいました。昨日、都市型ゲリラ豪雨のメカニックをニュースでやっていましたが、ヒートアイランド現象で暖められた空気が上昇気流になり、雨雲を発生させるようです。また、殆ど舗装された都会では、雨が染み込む土面も無くなっていますので、山口や九州の被害も予想以上の降雨量を考えれば人災なんでしょうね。

水害と言えば、春日井市でも、平成3年だったでしょうか、内津川の堤防が決壊し関田町付近で大きな被害を出しました。青年部のメンバーの事業所も被害にあい、復旧の手伝いに行ったことがあります。流れ込んだ土砂と、水を含んだ段ボールの片付けに大勢のメンバーと汗を流した事を思い出しますが、平成12年9月の東海豪雨の時は、会議の最中に大雨警報が出され、店に帰る途中に「子ども達が千種駅で足止めを食っている」と電話が入り迎えに行きましたが、国道19号の守山付近が冠水し大渋滞で千種に着いたのが夜の10時過ぎ。結局、勝川に帰ったのが深夜3時頃になりましたが、その後のニュースで、西春日井郡や天白区で死者を出す大災害になった事がわかり都市型水害の怖さを実感しました。
比較的、災害が少ないと言われている春日井でも、地震とともに一番起こりうる事が想定される災害ですが、想定以上の雨量には、多分お手上げなんでしょうね。昨年作ったBCPでも豪雨による水害は想定していませんが、むしろこちらの方が現実味を増しています。