かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

朝な夕なに

i犬山市街今朝7時からはクラブの早朝例会。三年ぶりに犬山の成田山名古屋別院での開催です。三年ぶりでもすっかり体に馴染んだ場所ですので、朝の清々しさを満喫・・・と思いきや、朝から曇天の蒸し暑い朝でした。しかし、信徒会館から眺める犬山城はいつ見ても良いものです。今日も宮本照剛主監の法話でしたが、今回は法話と言うより、犬山の交通安全協会の会長と言う立場から、日本の車の歴史について話をされました。日本に車(四輪のガソリン車)が初めて持ち込まれたのは明治19年。ドイツのダイムラーだったそうです。日本製の車が作られたのは明治32年だそうですが、面白かったのは、初めての交通事故の話です。これは明治40年、4人乗りの車が電柱に激突し乗車していた4人全員が死亡したのが初めてだったそうですが、これを機に、交通規則が整備されることになったそうです。内容は不明ですが、事故の内容から制限スピードではないかと話されていました。それでは、今でこそ有名な成田山での交通安全祈願ですが、いつから行われたかと言うと、昭和8年成田山本山(千葉県)に、ある男性が「旅行に行くので道中の安全祈願をしてくれ」と車を持ち込んだ記録が残っているようです。何事にも始まりはありますが、今日は身近な話題で楽しい講話でした。

さて、今日は定休日なので、ゆっくり朝食を取らせてもらい、また帰り道でもメンバーとコーヒーを飲みながら帰ってきましたが、夕方6時からは、以前スペーシアの井澤社長から頼まれていた中日パレスで開催の「魅力あふれる栄地区推進協議会」のまちづくり講演会に講師として出席してきました。講師と言っても持ち時間は10分と座談会のメンバーとして発言するだけですが、各地の取り組み事例として勝川の街づくりについて話をさせてもらいました。10分という時間割でしたので、勿論全ては話す事は出来ず、あらかじめ用意していただいた資料に沿って、本当に早口で喋りましたが、そこは素人の悲しさ、大幅に時間延長してしまい申し訳ないことをしました。もう一つの刈谷の事例を話された先生は、コンサルなのできちっと時間内に纏められていたことを思えば雲泥の差です。それでも、その後の懇親会でも色々ご質問をいただき、改めて自分自身の勉強にもなった会でした。

しかし、流石、名古屋の中心市街地、日本でも有数の繁華街「栄」です。出席者は、誰でも聞けばわかる有名店の社長さんや会長さん、また、有名企業のオーナーが、まさに綺羅星のごとく出席されていますし、行政(名古屋市)の部長さんや愛知県警、中警察署、栄地下街の専務さん等層々たるメンバーです。これだけのメンバーでまちづくりをしたら面白いだろうなと感じましたが、現実は、なかなかうまく行かないようで、名古屋駅前地区の開発が進むにつれ、相対的に地盤沈下が進む同地区だそうですが「腐っても鯛」、各地区の思いがなかなか一本化しないようです。今日発表された栄地区のまちづくり憲章も、其々の地区の思惑が見え隠れする内容になっており、大きいところでもそれなりの悩みもあるんだと、何となくホッとしました。
JRと地下鉄を乗り継げば、勝川からわずか20分。日頃名古屋への消費を食い止めようと努力している春日井にとっては、まさに敵に塩を送る今回の講演会でしたが、先程も書きましたが、逆に客観的に勝川を見るいい機会になりました。終了後、エレベーターで、一緒だった栄地下センターの専務さん(この方は元名古屋市の職員さんですが)に誘われ、少しの時間でしたが、居酒屋に誘われお供しましたが、勝川の再開発事業や弘法市の事も「以前から注目していた」と言われ「今度視察に行くから」とも仰っていただきました。これも以前に書きましたが、周囲からの評価は意外と高いんです。はい。