かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

旧中央線のトンネル群

かろうじて残っていた「桜」も今日の雨ですっかり散り、新緑の葉が見えるようになりました。午後から久しぶりに○トスの編集長と雑談。彼とは勝川駅のホームのイギリス積みのレンガを保存しようと活動を始めたり、町家文化を向上させようと二人で委員会を作ったりと行政とは一線を画した活動をしてきました。歳が近いせいもあるんでしょうが、馬が合うと言いますか、お互いの良き理解者なんですが、歯に衣を着せぬ発言が誤解を生む事もしばしばあり、今取り組んでいる中央線のトンネル群の再生活動も、行政(春日井市)からは冷やかに捉えられています。

しかし、彼の凄いところは、市の支援がないのならと、NPOを設立し、同志を募り直接、国、県や企業(トヨタ)に、交渉をし活動を認めさせ進めてきた事です。今では、見学会を開催すると1万人以上が詰めかけ、JRも快速を定光寺に臨時停車させるほどになっています。さあ、こうなると春日井市としては、出方が難しく、今更支援をといっても、空々しく聞こえてしまいますし、むしろ多治見市の方が官民挙げて熱心ですので、折角の産業観光のネタをみすみす多治見市に取られてしまうかもしれません。
そこで考えたのは、トンネル群の殆どが多治見市とは言え、入口の定光寺駅は春日井市です。ここには、かつての料理旅館「千歳楼」が無残な姿を曝したままになり火災も頻繁に起こり社会問題になっています。現在の権利関係は不明ですが、行政としてこの上屋を買い取り、修理をして、このNPOの活動拠点として提供し、トンネル群の入り口として案内所を設置したり、また、もともと風光明媚な場所ですので、観光スポットとして再利用を考えたら良いのではと思っていますが如何でしょうか。市のご担当者の皆さん、是非前向きなお考えを・・・
何て書くと「いらん事書くな」と○トスの編集長に叱られるかもしれませんが。