一般の酒販店では、今月15日からですが、今週末の5日（土）から、一足お先に市内飲食店でサボテン発泡酒の販売が始まります。価格設定は、各店いろいろですが、600円前後になる予定。また、7月にはサボテンラーメンの、秋にはサボテン焼酎の販売も始まり、プロジェクトがプロデュースした商品も徐々にですが、市場に出回る事になります。
今年度でプロジェクトが始まって3年目に入りますが、市や会議所の後押しもあり、今では50品目以上のサボテン関連の商品やメニューが誕生しました。しかし、中には完成度も低く改良の余地のある商品も見受けられるため、個々の商品のブラッシュアップも重要ですし、そもそもこのプロジェクトは、サボテンを春日井の新しい産業にしようと始まりましたので、いつも言いますが「生産」「加工」「販売」のサイクルで上手く回る事も肝心です。
今、準備を進めている、生産のための農業法人と事業協同組合の設立は、単に個々の店が商品を開発し、販売するというイベントではなく、大きな産業にするためサボテンプロジェクト自体の自立を促す意味もあります。その為には春日井市内で完結せず、色んなチャンネル、媒体、組織とコラボできるよう、今日もこの辺りの相談にＪＡ尾張中央に行ってきました。内容はこれから詰めていきますが、当面は、「サボテン発泡酒」と「サボテンラーメン」の販売に取り組みます。
