さて、平和な日本を余所に、朝鮮半島では、北朝鮮軍による韓国・大延坪島(テヨンピョンド)への砲撃を受け、米韓両軍は今日から来月1日まで、米海軍原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)も参加して朝鮮半島西側の黄海で合同軍事演習が始まりました。北朝鮮はもとより中国も絡んでいますので、各国の動向に注目が集まっていますが、今朝から関連のニュースが流れるたびに注目してみていました。
かつて、1990年の湾岸戦争の発端となったイラクのクウェート侵攻は、イラクがクウェートに侵攻するシナリオで米軍が演習をやっている間に、本当にイラク軍が攻めてきたそうですが、背景には、米国がイラクのサダム・フセインを挑発して侵攻を誘発し、米軍がイラクに「百倍返し」して湾岸戦争を起こす米側の策略があったようです。今回も同じ図式だとしたら、一気に戦争に突入するかもしれません。明日、韓国政府から重大な発表があるとも報道されています。さて、どうなるのか本当に気になるところです。