かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

地域のバイオマス

まだ6月というのに連日の猛暑日。昨日は北関東の熊谷では39℃を超え、今日も西日本を中心に35℃を超える猛烈な暑さの一日でした。このまま夏本番を迎えると思うとゾッとしますね。
さて、今朝の新聞におととい開催したサボテンコロッケの試食会の記事が
微妙な後姿(笑)の写真と共に載っていました。この試食会は会議所の飲食部会のメンバーが中心で、どちらかと言えば勉強会に近く、今までも何度か開催しています。今回はB級グルメを目的にコロッケを作ろうということになりましたが、どのコロッケも美味しく食べられましたが、パンで包んで揚げてあるものが、形も面白く良いのではという意見が多かったような気がします。今後もさらに改良を重ね、春日井ならではの逸品に仕上げていきます。
午後からは、中部ESD拠点推進会議主催の第2回白熱教室に参加。学生を中心に20人程度の出席者でした。今回は「バイオマスを中心とした再生エネルギーについて」というテーマで、中部大学の行本先生の講義を受け、その後、意見や質問を交わすという実施方法でした。原子力への神話が崩れた今、今まで以上にバイオマスへの期待は高まりますが、藻類からエネルギーを抽出する方法が米国を中心に進められている事など研究そのものは進んでいるようです。しかし、どれも原子力に変わるだけのエネルギーを賄う事が出来ず、太陽光、風力などとともに複合的に使用して行かざるをえないのが現実との事です。また、意外だったのはバイオマスとは生物由来という意味ですが、人間がコントロールできるものは意外と多くないとの事です。原子力もそうですが、人間の知恵と力はまだまだ未熟という事なんでしょうか。また、地域のバイオマスを効率的に活用するバイオマスタウンの話も出てきましたが、創意工夫を活かし、雇用と産業を創出するという点では、将に春日井のサボテンプロジェクトなんかは具体的な例ではないでしょうか。