かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

駒ヶ根まちづくり市民講座

広小路商店街台風の余波が残る昨日、午後から駒ヶ根市の「あつい!こまがね地蔵尊すくすく縁日プロジェクト」主催のまちづくり市民講座の講師をするため出掛けてきました。実は、この駒ヶ根市とは、富山の作芸人魔心事務所の野尻さんの関係で以前からお付き合いがあり、弘法市で使用しているテントは、この駒ヶ根で「やまぶき」という旅館をされている宇佐美社長からお借りしてるものも何本かあります。ここ数年はお邪魔していませんが、何年か続けて11月頃にやまぶきさんで宿泊し、翌日伊那国際でゴルフという懇親会を続けていたのもこの関係です。写真は駒ヶ根駅前の広小路商店街。ビックリしたのは春日井の鳥居松広小路商店街と全く同じ、昭和30年代後半に建てられた共同ビルが並んでいます。



LED街路灯しかし、今まで何回もお邪魔している駒ヶ根ですが、駅周辺を始め商店街に伺ったのは今回が初めて。正確に言うと20年程前ICカードの視察で会議所の青年部で行きましたが、再開発事業で誘致した駅前のユニーも既に撤退。1階に地元のスーパー、2、3階は行政施設で商店街も空き店舗が目立っています。今回は「弘法市の取り組みと課題」というテーマを頂戴しましたが、銀座通りという商店街に地蔵尊を建立し、弘法市の様なテント市を始めたいとのことで今年の初めから何度も勝川にお越しになっていました。写真は広小路商店街に交わる形の銀座通り商店街です。ここは以前アーケードがあったそうですが、撤去と共にカラー舗装とLEDの街路灯が整備されたそうです。コンセントやスピーカーが付いた立派な施設です。

さて、夜の7時になると会場の駅前ビルアルパ3F会議室には、約30人ほどでしょうか、地元会議所や観光協会、市民活動センターの職員さん等が集まってこられました。しかし、どういう訳か商店街の関係者は少なく、聞けば市街地活性化への関心が薄く、今回のテント市も商店街抜きで進められているようです。今回の講演会に声を掛けていただいた原さんももともと建築関係の会社を経営されていたそうですが、今は会社を清算しこのプロジェクトに参加されているそうです。約一時間20分ほど、勝川が何故弘法市を始めたのか、その背景なども説明しながら話をさせていただきましたが、私はもちろん商業者ですから、まちづくりの話に は商店街の活性化が前提になるんですが、講演後の質疑も「商店街を巻き込むには」という内容の質問も出たくらい、参加者のほとんどが商店街以外の方で、話をしながら「どうも違うな」という違和感も感じながらの講演でした。また、今回は野尻さんも駆けつけてこられ、野尻さんの前では「毒」を吐く事も出来ずに、全く疲れました(笑)もっと苦労話もしたかったんですが・・・・
ソースかつ丼に年間年間100万人が訪れるという駒ケ岳ロープウエー豊かな自然に恵まれた特産品の数々、まったく羨ましい限りですが、ここにもそれなりの悩みも沢山あるようです。終了後の懇親会も夜が更けるのも忘れて話が続いていました。