かちがわ通信

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旭日双光章受賞されました

2012013015000000午後3時からプラザで開催された新春講演会に出席。今日は法政大学大学院の坂本教授による「好不況にビクともしない景気超越企業の創り方」というテーマでした。各地の事例を説明しながら紹介していく内容でしたが、共通項は「人を大切にする」という部分。これは、社員も下請けもお客様も含めて、効率より優先する企業が結果生き残れるという内容です。特にこの地方では岐阜の未来工業や伊那の伊那食品が有名ですが、赤字を出さないこともさることながら、社員やその家族まで、きちんと面倒を見、下請けまで、商売が成り立つよう気配りをしているそうです。将に理想であり目標ですね。また、47都道府県の幸せ度調査の話も少し出てきました。愛知県は21番目。一位は福井県で最下位は大阪府だそうです。昨日の橋本市長の話がダブってきました(笑)




2012013017110001その後、商工会議所新春役員議員懇談会も開催されましたが、席上、東海の大先輩である筒井さん(東海メディアカルプロダクツ代表取締役)が、秋の叙勲で旭日双光章(発明考案の部)を受賞され、そのお披露目とお祝いも行われました。ご存知の方も多いと思いますが、筒井さんは東海柔道部出身で、全国大会で優勝した時の副将。主将は、あのサンダー杉山さんです。顧問の佐藤先生が、「両雄並び立たず」と、杉山主将を明治に、筒井副将を関西の雄の関学に、それぞれ進学させた話は逸話になっています。
卒業後、家業の東海高分子化学に入られましたが、ご息女が重い心臓疾患で亡くなられると、日本人に合うカテーテルの開発に、実に41歳から勉強を始められ開発に成功。この辺りの話は、松浦亜弥主演でテレビドラマにもなりました。今回は高性能IABPバルーンカテーテルを、国産で初めて発明考案した功績に対し贈られたそうです。懇親会の席上、久しぶりにお話をさせていただきましたが、「なかなか食事に行けなくて悪いね」とも言っていただきました。これだけの実績と30を超える役職をこなされる超多忙の方です。元気で活躍されている話を聞くだけで励みになります。