かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

まちを支える仕組み

今晩の理事会で「勝川商店街の問題点とこれからの商店街活動」という提案書を出させてもらいました。社会背景の変化と共に商店街が持続可能なまちづくりの担い手であり続けられるのかという点の問題提議と解決策をまとめたA4、7枚にものぼる力作です(笑)
街を維持するにはコストが掛かるのは当然の論理ですが、誰がこのコストを負担すると言う部分では、今まで議論されてきませんでした。実は当商店街の組合費は春日井市内でも断トツの高負担額(年間97000円)になっています。この裏側には商店街で商売をしていても組合に加入しない店舗や再開発事業の恩恵を受けているにも関わらずコストを負担しないシステムに疑問も持たずにここまで来たことに問題があると思っています。従って、ビルのインショップを初め、少なくともこの勝川で事業として収益を上げている人に公正に負担をお願いしようというのが今回提案した主な内容です。組合に加入し、一生懸命イベントを支え、街の事を考えている人が馬鹿を見るシステムだけは止めよう、広く浅く皆でコストを共有し負担してこそ、街の発展が成されると思っています。
また、最近は理事や組長を嫌がる傾向も出ていますので、だったら組合活動が出来ない人は毎月1000円づつ余分に負担をしてもらう案も出しました。概ね、皆さんのご理解はいただけたと思いますが、まちづくりへの覚悟、言葉を変えれば血を流してでも、自分たちの街を守る気概があるのか、改めて今後も問いかけていきたいと思います。