かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

祝日の起源

初夏の様な陽気に誘われて各地の行楽地は大賑わいの様です。しかし、今朝関越自動車道で起こった観光バスのバス事故では7名の若い命が失われ39人ものけが人を出す大惨事になっています。原因は運転手の「いねむり」だそうです。主催した旅行業者からは国の安全基準上は問題なしとのコメントも出ていますが、本来なら二人体制で運行すべきところを一人で運行していたようで、過酷な労働があったのではと思わざるを得ません。昨日も書きましたが、所詮人間が作った乗り物です。完璧であろうはずはありませんが、衝突防止装置が付いた車の開発も進んでいるようです。「不完全な人間を補う不完全な機械装置」このいたちごっこはどこまで続くのかわかりません。

さて、GWと言っても、これだけ休みが続くと、今日が何の日か分からなくなります。我々の世代は天皇誕生日、ご崩御された後はみどりの日、最近(平成19年~)では昭和の日となっています。昭和天皇が自然を愛されていたのでというのが理由だそうですが、同じような起源をもつ日が文化の日だそうです。
文化の日」にあたる11月3日は、明治天皇の誕生日であり、戦前には「明治節」(明治時代には天長節)という祝日でした。国民の声により昭和2年に「明治節」として祝日と定められ、昭和23年には、近代文化が目覚ましい発展を遂げた明治の時代を念頭に、「文化の日」としてあらためて定められたようです。
この様に、単に、祝日=お休みではなく、過去に思いをはせることも大切かもしれません