今朝の金環日食騒ぎは凄かったですね。これだけ広範囲で見られるのは932年ぶりで、次は300年後と言われれば誰でも興味が湧くのは当然です。ただ、個人的にはあまり興味もなく、何の準備もしていませんでしたが、朝からどのテレビをつけてもこの話題で、つい濃い色のセロファンを持ち出して見てみました。肉眼では思ったより小さな太陽でしたし、テレビの方が鮮明に見られましたので、雰囲気だけを味わったというところでしょうか。
また、感心したのは、金環日食のカウントダウンが始まったこと。誰がどのように計算するのか知りませんが、遥か1億5千万キロかなたの太陽と38万4千4百キロかなたの月が、我々のいる場所と一直線になる瞬間です。数学の得意な人には理解できるんでしょうが、私の様な凡人には？？？ もう一つ感じたのは、最大９７％が隠れる金環日食ですから、もっと暗くなるのかと思っていました。動物たちの反応もあまり見られなかったそうですが、わずか３％であの明るさですから、今さらながら太陽の凄さを感じます。水、空気と同じく当たり前のように見上げている太陽ですが、将に「生かされている」事を実感しました。
さて、午後からは商店街連合会の代表者会に出席。来月には総会が開催されますので、総会への提案議題を審議しました。特に問題もなく承認いただきましたが、大型店関係の情報提供で、明日カーマ西店の営業時間延長（朝6時半開店）に関する説明会が開催される事。今週の金曜日には、春日井警察署跡ヤマナカ鳥居松店が開店する事。また、小牧の小牧原交差点角に、ヤマダ電気の新店舗が出店する説明会が開催される事を報告させてもらいました。これには色々な意見が出されましたが、ここへきて再び大型店の出店が加速しています。春日井市内を見ても、食品スーパー、家電量販店、ホームセンター、ドラッグストアー等々・・いったい占有率はどの程度になったんでしょうか。かつて坪当たりの人口が3人になったら商店街は全滅するとも言われていました。少し前には1.7人という報告を記憶していますが、全く野放しの状況では手の打ちようがありません。商業にはいろんな要素が噛み合ってきますので、まだまだ我々の打つ手が残っているのかもしれませんが、もはや、我々が気が付いていないだけで「お手上げ」状態かもしれません。
