かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

準備委員会を開催

暑いには暑かったんですが、何となく雲の形に秋を感じさせる一日でした。昨夜は勝川駅周辺まちづくり協議会の事業として計画している準備員会を開催。新たに駅東商店街のメンバーも加わり来年早々のスタートに向けて議論しています。個人的には街を活性化させる事業は「やれる人間がやれば良い」と考えていますが、既存の組織(商店街や町内会等)との整合性を危惧する声も出ていました。

かつて商店街振興組合は伊勢湾台風の復興のため国からの補助金の受け皿として設立。名古屋が発祥の地と言われるのはこの為ですが、商店街の概念は、概ね30軒以上の店舗が連なっている場所と言われ国の商業集積地の概念と大きな差異はありませんが、組織があるかないかの違いくらいでしょうか。従って社会情勢が大きく変化し、補助金も削減されるようになれば、かつての役割は消滅し、やる気のある商店街だけしか残れない仕組みになっていくんでしょうね。ただ、街が廃れると犯罪率も上がってきますので安全で安心な街を作るために商店街を存続させなければという考え方も出ているようです。今回の100人委員会は、将に地域課題を解決する過程で地域の価値を向上させ結果として商業の活性化を目指すというもの。従って既存の商店だけではなく住民、通勤・通学者、域内労働者など関わる人全てを年代に関係なく集めようという趣旨です。その中で起業できる部分があれば育てて行くことも可能で、この部分で街の活性化につながれば良いのではないでしょうか。
どちらにしても準備委員会は2回目です。来月には下諏訪あきないプロジェクトの専務理事を勤めている原さんにもお越しいただき講演会を開催することにしました。「過去の延長には未来はない」商店街といえども自然の摂理には逆らえません。