かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

商店街の歴史地理その2

随分前ですが、春日井青年会議所が主催する名鉄小牧線を地下鉄に乗り入れさせる為のシンポジウムにパネラーとして呼ばれたことがあるんですが、その時「便利になると小牧の消費者は名古屋へ流れるので商業から見れば乗り入れを推進するのは逆効果になるのでは」という話をさせてもらいました。昨日、書いた勝川の消費が市内の大型店の影響をあまり受けず名古屋へ流出している話と同じですが、このように消費は距離ではなく、将に便利という側面で随分影響を受けることになります。事実、弊店では、以前は多かった宮町、前並や牛山のお客様は最近ずいぶん減りましたし、最近はむしろ守山のお客様が増えています。これも道路が付け変わったり302号が開通した影響だと思っています。こういった観点で商店街を地理学的に推測することも興味深いものがありますね。中部大学の学生さんがアンケートの結果と分析した資料を持ってきてくれるようですが、非常に楽しみになっています。