かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

まち協の研修会でした

匠の街しもすわあきないプロジェクトの専務理事をされている原さんにお越しいただき、勝川駅周辺まちづくり協議会の研修会を開催。昨年秋、商店街連合会の視察会でも伺いましたが、この下諏訪町御田町商店街は空き店舗の出店希望者に「待ち」が出来ていることで有名。全国の商店街では空き店舗が埋まらず苦労していますので、その取り組みを視察するのが目的でした。
今回は、視察の時に所用でお留守だったため、いつか直接お話をと思っていましたが、偶々8月の南三陸福興市でお会いしお願いすることが出来ました。

さて、この下諏訪町の取り組みは、約10年前から始まりました。町長の側近の方が提案した100人委員会に10以上の地域課題が提案され約160名の参加があり始まったそうです。原さんもこの時に商店街活性化グループ(後の匠の街しもすわあきないプロジェクト)に加わりリーダーをされたそうですが、原さんは商店街の一員ではなく工業の会社を経営されています。言ってみれば「よそもの」しかし、この商店街はこういったよそ者を受け入れる土壌があったのが成功した理由では・・特におかみさん会の活動は素晴らしいと思います。
原さんも、無理はしない、今あるものを使う、出来る人がやる、まず形にする等々、自分たちで何が出来るかを考える事をベースに、自立分散型の仕組みをクチコミで広げる手法が良かったのではと言われています。これからの勝川のまちづくりを考える上で大変参考になったお話でした。