かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

馬之塔

P1000035今日は勝川天神社の秋祭礼「馬之塔」が開催されました。この馬之塔は棒の手と同じく古くから尾張や西三河地方で行われてきた行事で、標具(ダシ)と呼ばれる札や御幣を立て、豪華な馬具で飾った馬を社寺へ奉献します。この馬を飾る馬林は奉賛会の手によって作られていますが、他の町内では軽トラックに積んで練り歩いているところもあるとか。。中々馬を手配することが難しくなっているのかもしれませんが、馬を扱える人もいなくなっているのかもしれません。
勝川の馬之塔は昭和34年の伊勢湾台風で一旦途絶えています。その後、平成になって復活しましたが、私も当時頼まれて発起人に名前を連ねた覚えはあるんですが、どうしてもお祭りの日は仕事が忙しく参加が出来ないため、そのままになっています。 


イメージ (31)さて、先日、昔の写真を整理していたら、昭和の中頃だと思われる馬之塔の写真が出てきました。一番左が父親です。奉納戌年連中の文字が見えます。父親は大正12年の早生まれですから23歳の頃。ということは昭和21年の戦争直後ですね。将に伝統は続く・・
地域のお祭りがこんな形で残されていることを思うと役員の皆さんには本当にお疲れ様ですが、嬉しくなります。