かちがわ通信

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大間のマグロ!

64e1bec4cda88a8841df37410fcf3044_m京都市亀岡の雲海だそうです。ネットでフリー素材を探していて見つけました。綺麗ですね。正月も6日となるといよいよ明日から始動する会社も多く、お正月気分も一段落といったところでしょうか。今年の正月は天気にも恵まれ各地の神社も初詣でごった返したようですが、どうも例年より人出が少なかったという声も聞かれてきます。FBでもあちこち出掛けられた書き込みが満載ですけど、精々氏神さんか奥さんの実家しか出掛けない自分にはよくわかりませんが、行楽地の人出はどうだったんでしょうね。

さて、昨日の初競りで大間のマグロが1億5千万円で落札されたニュースが流れていましたが、昨年の2.8倍。セリの結果とは言え一キロ当たり通常2万5千~3万円が70万円、寿司ネタにすると一キロで60~70枚程度ですから、原価は一貫1万円になる計算です。通常の3割原価だと売値は3万3千円です。これを数百円で販売するんですから、広告費と考えてもこの金額にはビックリします。まあ、ご当人はニュースで流されご満悦なんでしょうが、通常の相場にかなり影響が出るのではと心配されていますし、8割程度が漁師の取り分だそうですから約1億2千万円。一本のマグロで家が何軒か買える金額ですから初競り目当てで無理をする漁師の事故も懸念されているようです。毎年、香港の寿司チェーンと銀座久兵衛の連合軍との争いだそうですが、程々にしておかないとと考えるのは私だけではないようです。
しかし、これほどまでにブランドになった大間のマグロですが、以前、料理組合で話題になったことがあります。その時聞いた話では「血抜きと冷蔵の技術」とのこと。その方は漁協の人とも懇意にされており毎年必ずマグロを食べるためだけに行くそうですが、そんな人でも絶対血抜きの現場は見せないそうです。長年の研究と努力の結果がこれだけ話題になると思えば納得かもしれません。