新春恒例になった愛知県料理組合の新年会を兼ねた食味会に出席。白壁町の「か茂免」さんです。飲料メーカーや器や厨房機器、食材等関連業界の担当者や社長も参加しますので総勢80名ほどでしょうか、毎回、ここで開催されると出席者も多く、人気の程が伺えます。また、いつも感心するんですが、酒を飲む飲まないに関わらず本当に楽しめ、見習うべき点も本当に多く、我々にとっては将に勉強の場。ご主人も各テーブルを回りながら料理の説明をしていただけますのでありがたく拝聴してきました。また、例えば、写真の箸の上に置かれている平盃。底には屋号が入っていますが、上には今年の干支の「巳」の文字が入っています。恐らく十二支全てが揃っているんでしょうが、12年に一度しか使えない盃をこれだけの人数分揃えることって、弊店ではとても考えられません。それだけでも価値観を感じます。これだけの器で料理を出していただいても、勉強の会ですので破格の参加費。通常は料理だけで２～３万円の料亭ですから感謝の一言です。
また、今回は名妓連の面々も参加。写真は春日井市出身のひこ乃さんです。大学出の舞妓さんとして何度も新聞に出ていましたが、春日井まつりでも踊りを披露している有名人。私は始めてお会いしましたが、明翆さんとも仲がよく、日本一周マラソンネタで盛り上がりました。名古屋は芸どころ。こういった文化を彼女のような若い人が繋いでくれている話を聞くと嬉しくなりますね。FBでもこの話を書いたら「鼻の下が長い」とか「普段見られない顔をしている」等とコメントを頂戴しましたが、ただただ、慣れないお座敷で緊張しているだけですから誤解の無いように・・・w
