かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

GMTワークショップに参加して

P1000194 ライオンズ国際協会334-A地区3・5・6Rに所属する38クラブの第一副会長が集まりGMTのワークショップが、ウインクアイチで開催されたので出席してきました。主旨は会員の減少に歯止めがかからない現状をどうするのかという内容ですが、今期当初の334ーA地区(愛知県)の会員数が5187人、12月末で5202人と微増していますが、ピーク時の8216人を考えれば約3000人の減少だそうです。年間6~70人の物故者を考えれば組織として維持できるのか、キャビネットにも危機感があり今回のワークショップの開催になったようです。
一口にライオンズクラブといっても会員数14名の小さなクラブから100名を超える会員を擁するところまで様々ですので、クラブによって事情は千差万別ですが、最近は不況のせいか経済的理由で退会する会員が後を立たないとの話も聞かれました。
会員数を増やすには入会者を増やすかクラブそのものを作るか二つに一つ。維持するためには退会者を減らすしか方法はありません。しかし、話を聞いていてもどうも的が絞りきれてなく、活動内容を精査し充実すれば入会者も増え、退会者が減るといった議論がほとんどで、これでは解決の糸口にもなりません。高齢会員の情緒的感傷ではなく本来の奉仕に特化した活動内容に進化していかなければ、ライオンズという組織自体の存続が危ういのではと強く感じます。何のための奉仕なのか、誰のための奉仕なのか、また、社会からどう見えているのかを考え、時には原点に帰ることが大切です。