かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

かちがわ大学でした

相変わらず忙しい日が続きますが、今朝も飛び込の仕事を済ませ、九時半からの商工審議会の打ち合わせ会議に遅刻して出席。昨年末に実施したアンケートの集計も報告されました。全体的には厳しさも漂うものの、将来に向けては意外に楽観的な考えが多く、少しビックリしました。その後一旦勝川に帰り、二時半からの商品券の分科会にも出席。こちらは7月に予約を開始しますが大型店の扱いに四苦八苦。あらかじめ意向を聞きながら手探りで進めて行くことになります。

20120924_2537409さて、今晩は久しぶりにかちがわ大学に奥さんと出席してきました。今日の講師は森日和さん。今回で三回目ですが、過去二回は仕事の都合で出られなかったので楽しみに出かけてきました。今日のテーマは「春の節供とご縁を結ぶ手紙の作法」です。
節供は一般的には桃の節句が有名ですが、1月1日を人日の節供、3月3日は上巳(桃)の節供、5月5日は端午節供、7月7日七夕(しちせき)の節供、9月9日は重陽節供の五節供があるそうです。この節供は穢れを祓い戒めを学ぶとされ、其々年中行事として、一年に一度確認する行事とされています。都度床飾りを供え、古来からの伝承を守りつつ当たり前のことを当たり前にこなす日本人の精神性こそ大切にしなくてはと話されていました。他にも自然体に生きることこそ美しい生き方と話されましたが、この自然体は無邪気に生きるという意味ではなく、自(ずと)然(るべき)体(姿)で生きる事という話は、将に日本人が本来持つべき生き方だと心から感じます。他にも暇がないというが、暇というのは時間のことではなく「日間」と書き、心に太陽が当たる間がないという意味だそうです。忙しいと書いて「心を亡くす」話は聞いたことがあったんですが、珠には立ち止まり心に日を当てることが大切なんでしょうね。また、手紙の話も本当に日本人として覚えておかなければならない基本を解りやすく教えていただきました。また、機会があればと思います。