かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

脱・補助金時代のまちづくり

総会今日は春日井市商店街連合会の平成24年度通常役員総会に出席。平成24年度の事業・決算、また平成25年度の事業計画、予算が全て承認され改めて新しい年度のスタートを切ることが出来ました。また、皆様にご心配をお掛けしていました「かっちぃ」事業も、今回の決算で全て精算終了。やっと事業に終止符を打つことができました。関係の皆様のご協力の賜物だと感謝いたします。

さて、例年併催する記念講演会の講師は熊本城東マネージメントの代表取締役社長の南良輔氏と一般社団法人AIAの木下斉代表理事のW講師。二人共株式会社商店街ネットワークを通じて一緒に勉強してきた仲間です。この会社は約14年ほど前、当時早稲田高校三年生だった木下君が高校生起業家として、全国の商店街をITで結び販売しようというのが目的で出資を募り設立しました。途中からですが私も早稲田商店会の安井会長(当時)に声をかけてもらい出資しましたが、当時(2000年)「IT革命」という言葉で流行語新語大賞を受賞したほど注目度は高くマスコミにも頻繁に登場しました。南さんはこの会社の取締役で解散する直前には代表取締役も努めています。平成17年春日井で開催した全国リサイクル商店街サミットも、毎回、この会社の出資者が中心になり運営しています。

講演会のテーマは「脱・補助金時代のまちづくり」。補助金を前提にした一過性のイベントに頼り「活性化」という曖昧な表現で過ぎてきた今までの商店街事業を、キチンと数値化し経済を基盤とする事業として取り組む仕組みが必要。また、行政もかつての右肩上がりを前提とした都市経営から脱却せざるを得ない状況が目の間に迫っていることを認識すべきという内容でした。勝川ではAIAとのパートナーシップに向けて、今後打合せをしていきますが、それより何より、私的には伊藤市長、松尾会頭に聴いていただけたことが大成功。その後、同じ会場で行われた懇親会にも同席してもらいましたが、本当に二人にはお世話になりました。感謝です。