かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

9月第一例会

7月にライオンズクラブの会長になりましたが、月2回の例会には必ず会報を作成し、都度会長の挨拶文を掲載することになっています。これが結構大変な作業で毎回頭を悩ますことになりますが、折角なので例会開催日にはこの挨拶文を紹介することにします。今回は9月第一例会です。

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暑かった夏も終わり秋の気配が漂っています。実りの秋、収穫の秋、スポーツ、芸術の秋と色々な分野で楽しみが増えるのもこの季節です。障がいのある方とのふれあいボーリングには皆様のご協力のお陰で無事終了することが出来ました。特に、社会福祉委員長の長縄
L初め委員会のメンバーには何度も委員会を開催し準備をしていただき、重ねてお礼申し上げます。さて、日曜日の早朝、ビックニュースが飛び込んできました。2020年東京オリンピックの開催の決定です。前回の東京オリンピックは1964年、当時、小学6年12歳でしたが、小学校の視聴覚教室や商店街の街頭テレビを通じ、揃いのユニホームで行進する日本選手団や各競技で活躍する日本人の姿を見て、誇らしく手に汗を握りしめていたことを覚えています。2020年、どんな大会になるのか今からワクワクしますが、この高揚感が日本を押し上げ 景気の回復に繋がればと思います。

天地人】と言う言葉があります。孟子の『公孫丑章句上』(こうそんちゅうしょうく)一節の「天時不如地利。地利不如人和」(「天の時」は「地の利」に如かず、「地の利」は「人の和」に如かず)に由来する慣用句で戦略が成功する三要素と言われています。しかし、この【天地人】が順番を現し「天の恵みの絶好のタイミングは地の利には及ばない。その地の利でさえ、人々の団結力には及ばない」というような意味であることを知る人はそう多くはないような気がします。のちにこの言葉は「三才」と呼ばれ、戦に勝つことや物事を成功させるにはこの3つの条件が必要だと言われるようになったためですが、武田信玄は「国を守るために大事なのは、城や垣ではなく人の力である。情理を尽くすことで、人は味方となるが、逆に酷薄(こくはく)な態度は敵を増やす」と言い、この言葉どおり、家臣を大切にしていた信玄の軍団は、強固な結束力を誇っていたそうです。人さえしっかりしていれば良いという発想だと思います。ライオンズの活動でも同様、我々はなんのために奉仕するのかがはっきりしていれば士気も上がり、自主性に任せることで生産性が上がり成果を上げるとも言えます。オリンピック招致委員会のメンバーの記者会見も同様、何が何でも東京へという委員の思いが通じたのではと考えていました。