かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

9月第2例会

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今日の卓話は春日井警察署の夏目署長、明治29年に勝川に警察署が出来て84代目、また昭和29年春日井警察署になってから40代目の署長だそうです。毎年、春日井警察署長には、卓話をお願いしていますが、いつもは春日井の交通事故や犯罪の現状などの内容ですが、夏目署長は今までの経験から1)人間の記憶は曖昧 2)防犯カメラの効果 3)決められたことはキチンとしておく 4)世の中ではありえないことが起こる という大変興味深い内容でした。

さて、以下会報に掲載した挨拶文です。
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9月も中旬を過ぎると各地で秋まつりが開催されます。先週は小牧で小牧山城築城450年信長まつりが開催され沢山の人出で賑わったようです。

さて、日本には約7万のお寺と約8万の神社があると言われ、これらに由来するお祭りも10万~30万おこなわれているようです。日本人とって祭りの持つ意味は、春の訪れとともに種を蒔き、夏には台風や害虫、疫病にあわないことを願い、秋には豊穣に感謝をささげ、冬にはこもりながら魂を充実していくといった日本人の季節感が祭りに凝縮されているといわれています。また「ワッショイ」という掛け声には「和を背負う」という意味があるそうですが、とかく欧米化した生活の中で日本の伝統を継承しているのは今やこの祭りだけなのかもしれません。その祭りの意味や由来を知ることで所作やしきたりが理解でき、一層日本を身近に感じることが出来るのではないでしょうか。

最近は、地域住民の交流の場としての意味や、人集めのツールとして開催されるケースもありますが、古来より神社仏閣を中心としたコミュニティが自然なんでしょうね。秋晴れの空の下、日本の祭りを存分にお楽しみください。