２０１０年４月にスタートした地域SNS「愛っち」ですが、残念ながら今月（４月末）での閉鎖が決まりました。兵庫の「ひょこむ」や千葉の「山武SNS」などと同じOpenSNPというシステムを使用し、春日井を中心とした尾張エリアを想定してスタートしましたが、完全招待制のためか途中から登録数も伸び悩み。さらにFacebookの台頭に押される形で書き込みも少なくなり、現状では、広告効果も薄く維持費用が賄えなくなるという悪循環だったと思います。また、システム上、広告スペースが限られていますのでスポンサー集めにも支障を来し、同じシステムを導入している他地域のSNSの様に行政からの補助金を充てにせず、完全民間資金で支えるビジネスモデルでは、結果として維持できなかったということだと思います。大変残念だと思いますが、同時にスポンサーとして支えきれなかったことに対し申し訳なかったという気持ちでいっぱいです。関わってくれた沢山の皆さんとは、今後ともリアルやFacebook上の愛っちコミュニティページ等で、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。
また、ネット（Facebook）上でまちづくりを語り合うという目的で始めた「かちがわまちエン」でも中々議論が盛り上がりません。ネット社会とは言われていますが、まだまだ狭い範囲でのコミュニケーションツールとしては未成熟なのかもしれません。もちろん管理者のスキルも大切ですが、タブレットPCの普及も進んできましたので、目的を絞った中の便利ツールとして使用するのが良いかもしれません。
