かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

第75回かちがわ大学

今日は定休日。朝一番に土岐のアウトレットで買い物に行き、午後からは勝川商業開発㈱の取締役会、㈱まちづくり勝川の役員会と会議の二連荘ww 午後7時からはかちがわ大学です。

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今日のかちがわ大学のテーマは「TANEYAの種」。今年一月に商店街中ほどに開業した「まち起業シェアハウスTANEYA」についてお話をさせていただきました。冒頭、私からご挨拶がてらお話をさせていただき、その後各入居者が自分の事業についての説明や、TANEYAへ入居した経緯や入居後の効果について発表、最後に、このプロジェクトそのものについて背景や仕組みなどを、施工に携わったカワイ建築の河合君と一緒に説明させてもらいました。

特に強調させていただいたのは、既存の商店街組織の限界です。もちろん「まちづくり」の捉え方にも因るんですが、イベント等のにぎわい事業は別として、本来のまちを作るという事は、不動産や権利関係まで手を入れないと出来ないのではという点です。借り手と貸し手の情報の非対称性による賃貸価格の不合理性や家賃と景気の非連動性など、町を維持するための活動と、組合という組織の仕組みが合致しておらず、どうしても民間組織の方が小回りが利き有効的ではというのが主旨です。
こういった背景から、この事業を眺めると、別の意味で良く理解が出来ると思うのですが、脱補助金、入居者先付方式で、投資資金を抑えるというこの方法への良さが伝わったでしょうか。