かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

商業問題懇談会

今日は午後から商業問題懇談会に出席。これは商連、会議所、行政の三者が振興策を検討したり情報を交換する会です。昨年までは商連の立場でしたが、今は会議所。。立ち位置が変わると言う事も・・・なんてことはありません(笑)
今日は次年度からの空き店舗対策について、行政から改定案が出され意見交換です。補助金を受けても数年で廃業する店舗が約半分でしたが、数年前の改定から廃業したのは僅か1店。改定した効果も感じますが、しかし、およそ商店街の賑わいには無縁の店舗?事務所?も補助金をうけることが出来るのは、どう考えても制度の趣旨に合っていないのではと考えています。財源は税金です。市民目線で納得のいく制度に変える事が必要です。

また、コミュニティビジネスへの支援策も話し合われました。地域課題を解決するのは商店街だけではありません。「商店街は地域コミュニティの核」とも言われていますが、果たして「地域の核にならなければ商店街は生き残れない」という意味だという事を何人理解しているんでしょう。もっと言えばその決意が本当に商店街にあるんでしょうか? 相変わらず無駄撃ちのイベントやLED、防犯カメラに補助申請してくる現状を見ると、商店街で打つ手は最早「無い」といっても言い過ぎではないと思います。この辺で、街の担い手のプレイヤーを変える決断が必要かもしれませんネ。組織への支援とまちづくりへの支援。組織への支援は将に人材育成に的を絞っても良いかもしれません。今のところ具体的な話は出ていませんが、地域課題に向かい合い、解決できるビジネスが出てくれば、あっという間に攻守は変わります。
行政からは、将来の商店街を担う若手を育成するため、担い手養成塾の開校を提案されています。ただ、改めて会議の場で聞くと、自分の商売に四苦八苦している若手に街の将来を担わせるのは如何にも荷が重すぎます。むしろ純粋なパブリックマインドを如何に養うのか・・・来年始まる公民連携スペシャリスト養成講座に放り込んだ方が良いかもと思いつつ、これも人選が難しいなとも考えていました。
その後、はっぴぃサボテン商品券の現状報告があり終了です。