明けましておめでとうございます。大晦日からの荒天に、今年の厳しさを予感させる年明けでした。「こんな時は、目の前の困難を一つずつ解決していくことが大切です」とは初詣に行った八幡社の禰宜さんの言葉です。
さて、長い間人間をやっている（笑）と社会の変化の節目を感じることがあります。明確に分かる場合と後で分かる場合がありますが、東日本大震災を明確にわかる節目とするならば、その後の徐々に進んできた二極化は多分数年後に感じる節目なのかもしれません。かつてイデオロギーの違いによる東西問題から、富めるものと貧しいものの南北問題に姿を変え、これは国家間でも同様でアメリカへの一極集中から多極化への道を歩むと同時に、人が人として生きることが本当に難しくなったと感じています。行き過ぎた民主主義という人もいますが、人の価値観が変わってきたんでしょうか。
数年前から自分では何ともし難いことは考えない事にしています。厳しさを予感できる今年こそ、目の前の困難を一つずつ解決していくことが大切という禰宜さんの言葉を肝に銘じます。今年一年、よろしくお付き合い頂きますようお願いいたします。
