かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

ざわつき

ここ数年、配達のエリアをひろげてるせいか、元々繁忙期のお盆がさらに忙しくなっています。もう一つ感じるのは、春日井もお盆に帰省するひとより帰ってくるひとが多くなったのか、車も多いような気がします。かつて名古屋のベットタウンとして住居を構えた世代が高齢化したため、その子供たちが実家に帰ってくるパターンなんでしょうか。どちらにしても盆と正月は飲食業の掻き入れ時です。
さて、お盆と言えば、昨日は近所の寺さん今日は菩提寺のお施餓鬼だったんですが、守山区から小牧市迄約10のお寺さんからご注文を頂けます。ご葬儀やご法要の食事も承りますので、お寺さんとは関連企業(笑) お坊さんもこの時期は忙しそうに飛び回っておられます。この暑さの中、まさに体力勝負ですね。

8月と言えば、元々ご先祖様に一番近い月なんですが、今年は、戦後70周年という節目や安保関連法案、原発再稼働の問題等のせいか、今まで以上に日本人の心のざわつきを感じます。戦争をしたい日本人はひとりもいないとは思いますが、争いごとを理性で起こす人はいませんので、些細なことで引けなくなる形、偶発が一番怖いのではないかと思います。
政治はまつりごとですが、時に権力と結びつくと取り返しがつかなくなります。勿論「力」を持つと使ってみたくなるのも、少しは理解できますが、どんな組織でも同じで、トップに立つ者が心掛けなければならなのは、常に自分を一番下に置く事ではないでしょうか。最近の与野党の攻防を見ていると、双方に「不遜」の二文字が浮かんできます。お互い自説を声高に叫ぶだけで、常に自分(党)の利益(主張)が優先され、国民に選ばれたという真摯な気持ちと、人や自然、国に対してさえ謙虚な気持ちは、全く感じませんネ。この心のざわつきが単なる危惧に終わる事を願っています。