かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

問題の深掘り

昨夜は春日井市の某中堅職員さんと二人で意見交換会。もともと二人で話がしたいとお申し出を頂いてたのですが、春日井市の将来や現状分析、課題等々大変有意義かつ前向きな話をお聞きすることが出来ました。また、色んな部分で共通項が多く、外からの視点と内部の問題意識そのものは大きな差が無いことも分かりました。ただ、現状、問題(課題)への意識が浅く、結果として深掘りが出来ていないことから、解決する方向も上滑りしてしまい、結果が出せていないという考えも一致です。

例えば、人口問題では「春日井市は減らないだろう」という根拠のない過信から、周辺自治体との比較表も無いように分析の甘さが目立つ部分が多く散見されます。折角、RESASなどのビックデータが国からも公表されています。例えば固定資産税や市民税の徴収状況など市独自のデータもあるんでしょう。これらのデータの活用は本当に大切で、市民を初め「産官学言金労」から意見聴取するなど、アリバイ作りとしか見えない事業に予算や時間を使うより、市独自でキチンと分析し将来構想を描き、その上で市民に説明する事は大切です。意見聴取で聞かれた方は目先の利益の事しか言わないという話もさせてもらいました。 

まあ、シンクタンク丸投げの何が問題で、どう突破するのかという意識すらない課長以上は、中々こういう話は理解できないかもしれませんが、若手の職員の中でも問題意識を持って勉強している人は何人もいます。少なくとも、今後はこういう人としか話をしないようにしたいですネ 気が付いたら約3時間ww 久しぶりに良い話が出来ました。感謝です!