かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

防護服を春日井市民病院へ寄贈

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先月の24日、東京・早稲田商店会の安井さんから「福岡県豊前市さんでご購入された新型コロナウィルス対策の防護服の資料を送ります。地元行政で防護服5点セットにニーズが有るようでしたらお知らせ下さい」とのメールが有り、同じ日に春日井市の産業部長から「病院で使用している防護服が手に入りにくい状況であり情報があればお知らせください」との連絡があったので、早速ご紹介しました。しかし、数日待っても、なかなか返事が来なかったので、春日井ライオンズクラブの冨田会長に「こういう話があるけどライオンズで寄贈しない?」と連絡をしたら「是非に」と決断してくれ、早速、理事会に書面決議してもらい寄贈することが決定。すぐに安井さん経由で発注すると一週間も経たずに市民病院に届きました。防護服、メガネ、マスク等がセットになったものが500セット、1セット3500円ですから総額175万円のアクティビティです。会長からは「例会も開催できず、何となくこのままフェードアウトすることになるかなと思っていた矢先にタイムリーで大きなアクティビティが出来てよかった」と全員にラインでメッセージが届きました。贈呈式に先立ち、打ち合わせのため市民病院に行ってきましたが「防護服が手に入らず雨合羽の手配をしようかと考えていたところで大変ありがたいと」事務局長からお話していただきました。8日の成瀬院長への贈呈式には急用が出来参加できませんでしたが、この贈呈式の様子を中日新聞が記事にしてくれました。いずれにしても地域のお役に立てたこと感謝します。

テイクアウトの注意点とその将来

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営業自粛の要請以後、全国の飲食店が一斉にテイクアウト・宅配に取り組んでいます。春日井市でも商工会議所が主催する「テイクアウトするなら今でしょ!」を実施中で、タクシーで宅配する「タク宅グルメ」も話題になっています。

https://www.kcci.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/04/takeout.pdf

ただ、心配なのは、例年、梅雨時に多く発生する食品事故(食中毒)です。そこで、私が気が付いた点を少し書いておきますので、ご関係の方は参考にしてください。まず、保健所的に言えば、飲食店営業許可で可能なテイクアウトとは、その場もしくは事前に注文を受け調理したものを持ち帰ることです。たまに店頭に弁当を積みあげて販売しているのを見ますが、これは、弁当・総菜販売となり、通常の飲食店営業では不可となります(都道府県によって様々ですので、地元の保健所に問い合わせてください)。コンビニで営業許可証まで見る人はいないんでしょうが、よく見るとアイスクリームや牛乳などの乳製品販売や食肉販売等々沢山の営業許可種が申請されています。それほどに日本の食品衛生行政は厳しいのですが、現状コロナ関係で保健所はてんやわんやになっています。まずは、ネットで調べたりするなどの「自主管理」をし、その上で不明な点は保健所に聞くのが良いかもしれません。

さて、それでは、現場はどうすればという事ですが、普段テイクアウト・宅配をしていない飲食店は、通常のオペレーションとは違うというということを念頭に置くことが必要だと思います。その場で調理し販売するする場合は、賞味期限や内容、アレルギー等の表示シールは不要ですが、他所(委託を含む)で販売したり、先ほど書いたように店頭でも積み上げて販売する場合は必要になります。そもそも温度管理のできない客席に容器を並べて盛り込むのはNGなんですが、あくまで緊急措置ですので、①生野菜は雑菌が多いので、流水で良く流し、次亜塩素酸ナトリウム食品添加物用)で洗うか出来れば避ける ②豚、鶏肉は、芯までよく火を通す(店内では余熱で火を通すという表現で「美味しさ」を追求しますがテイクアウトはまず「安全」 ③ご飯は炊き立てではなく冷まして入れる(具の入った炊き込みご飯は傷みが速い) ④当日使うものは当日仕込む ⑤盛り込み時には、手洗いは当然、帽子、手袋も必須 他にも色々あるんでしょうが、弁当の販売をする場合、最低限これ位の事に注意が必要だと思いますが、テイクアウトに対応する場合も、お客様はすぐには食べないことも考慮に入れ参考にしてもらえると良いかもしれません。お客様の安全・安心を守ることは本当に大切です。

 さて、今回は緊急避難的にテイクアウト・宅配に参入する飲食店が増えていますが、コロナ終息以後、この部分帯はいったいどうなるんでしょうか。宅配ではウーバーイーツや出前館がニュースやYoutubeでも紹介されています。弊店では自前で宅配をしていますので、あまり関心がなかったんですが、良く調べてみると本当によく出来たシステムだったのが理解できました。例えばウーバーの場合、店側負担の%が表記されいませんが約20~40%の手数料がかかるようです。そうなると個人の店舗では中々手が出しづらいのかもしれませんが、価格に配達料を上乗せしたり、広告宣伝費が含まれていると考えれば、まあ、考えても良いのかもしれません。ただし、まだ都市部が中心で、そもそも春日井のような地方は店舗密度も低いので参入はしてこないのかもしれませんね。出前館は自前で宅配することが前提のようですので、参入するにはある程度の投資を考えなければなりませんし、注文が入って配達するまでの時間も一時間以内が殆どですので、これにも対応する必要があります。しかし、何度見ても良くできたシステムで感心します。

昨日、緊急事態宣言の5月末までの延長が発表されましたが、同時に「コロナの時代の新たな日常」の基本的生活様式ガイドライン)が出されました。飲食店は人数や滞在時間に制限を設け、向かい合わせの席ではなくカウンターのような横並び、料理も大皿盛は避け個々の料理、料理に集中しおしゃべりは控えめに....と弊店のような料理店や宴会場のあるホテルなんかを筆頭に、引く続き大きな影響が考えられる内容になっていました。その分「テークアウトや宅配で」という事なんでしょうが、店舗に話を聞くと多くて通常時の売り上げの10~20%位のようです。まあ、やらないよりはという人もいましたが、将来のことを考えると、減少した売り上げをテイクアウト・宅配で補填をするか、もしくは、固定費を減らすなどして、損益分岐点を下げ、売り上げが減っても持続できるような仕組みにしてしまうか、究極の選択ですが、この際、体力のあるうちに廃業するかのいずれかだと思います。どちらにしても、元々毎年約10%の店舗が入れ替わると言われている業界で、ここ数年は店舗数も減少傾向でしたが、今回のコロナ騒動で一気にこの傾向が進むのかもしれません。頭の痛い問題です。

緊急討論「コロナに克つ!まちの小さな店の生き残り策」

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昨夜開催された見出しのタイトルの緊急討論会をZOOMで視聴。まずは、主催していただいた岡崎の松井さん、熱い議論を交わしていただいた笹井さん長坂さん新さんに感謝です。

当初100人限定と案内をいただきましたが、申し込みが殺到し350人を超えたようで関心の高さがうかがえます。主な内容は現状と直近そして今後の展望と紹介され、それぞれの立場の意見をお聞きしました。以下私のメモで恐縮ですが少し要点を書いておきます。

元商業界編集長の笹井さんは、今まで約4000人を超える全国の商人を取材したが、今回の危機に際しても、売り上げをキチンと確保しそれほど影響を受けていない店舗は沢山あること。また今後の展望として①デジタル化が一気に進み対応できない店舗との格差が広がる②同時にリアルの価値が見直される③対立から共生へ-いままでのビジネスは戦争に例えられ「戦術」「戦略」など「戦い」だった。今後は女性の視点で利他の精神「恕」(おもいやり)が大切

流通科学大学の長坂さんは、憲法第29条【財産権】第3項 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。と言われ、直近の状況を説明しつつ、阪神・淡路、東日本大震災の経験から日頃からの経営革新の重要性を強調されていました。

また、「商店街は何故滅びるのか」の著者である新さんは、神戸元町で調査した数値をもとに、3月末時点で40%以上マイナスの店舗が約6割だったそうですが今はもっと悪化している。

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さらに事業継続についてはこのままの状況が続くと65%の店舗が厳しくなると答えていたようですが、こうやって数値化していただくとイメージが湧きやすいですね。さらに現状は地域間に大きな壁が出来ているが、この内側のコミュニティを耕すことが重要。「連帯」というキーワードを掲げておられました。

最後に松井さんは、ご自身の化粧品店の状況を交えながら、岡崎の近況を説明され、最後にコロナの状況が変われば「全国一斉まちゼミ」を企画するので是非ご参加をと、全国のまちゼミ開催地にエールを送られていました。

約一時間という制約のある中、テンコ盛りの内容で大変充実した討論会でした。録画して文字起したわけではありませんので、聞き違いがあったかもしれませんが、今後も時期を見て開催されるようです。商業者からの意見は、なかなか出てこないので期待したいと思います。

V字回復させる対策を考える

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我が家の庭のヒトツバタゴ(通称ナンジャモンジャ)の花が咲き始めました。何があっても「そんなの関係ね~」w ここ数日は初夏の陽気なんですが、自然は粛々と季節を刻んでいきます。

さて、持続化給付金の受付が始まりましたね。今回はネットでの申請が必要なんですが、ネットでの申し込みが困難な方は、後日申請サポート会場が設けられるようです(春日井市は未定)。また、愛知県の自粛協力金と春日井市独自の協力金の申請は、連休明けから準備が進み6月初旬ごろからの申請開始になるとのことです。いずれにしても自粛自粛で経済が止まっていますので、一日も早い対応が求められています。

まだまだ、店舗や事業の展望が見えない中、いま、我々がすべきことについて少し考えてみました。まずは、自店の経営がどこまで維持できるのか、冷静に分析することです。家賃交渉とか税金の延納等々、手持ち資金を見ながらエクセルで資金繰り表を作成し数値化して把握しておくことも大切です。また、弊店でもテークアウトや宅配など知恵を絞って取り組んでいますが、売り上げが減少した部分を、何で補填するかも大切です。もともとの売り上げをカバーするところまでは当然行きませんので、資金繰り対策の借り入れを起こしたり、補助金助成金などで急場を凌ぎつつ新型コロナが終息するまで持ちこたえる対策を練っていきます。

さらに、もう一つ大切なことは「将来にわたって生き延びる準備」を同時に始めることです。コロナが終息しても、お客さんの心理を考えれば、例えば、弊店でも今まで2Fの個室で最大45人程度までのご予約をお受けしていましたが、果たしてそこまでのご人数様の宴会需要があるのか考えなければなりません。さらには、今回従来からのテークアウト・宅配を充実させていますが、今後もコロナの影響が続くことを前提に、もう少しシステマチックに稼働できるよう、仕組みや献立を考えたり、社員の雇用を守るためにも再配置を考えます。また、いまの「ひきずり鍋セット」「サボテンのアイス」の通販も力を入れていくつもりにしています。

https://mizutoku.thebase.in/

いずれにしても「V字回復させるための対策」を考えておくことは本当に大切だと思いますが、会議所的に言えば、先日も「タク宅グルメ」の今後について議論しましたが、タクシーで運ぶことが期間限定のためタクシーに変わるインフラを構築するために、現在、稼働している移動スーパー「道風くん」と同じ事業構築で「宅配道風くん」の検討を始めることにしました。また、新型コロナ対策の「プレミアム付はっぴぃサボテン商品券」の発行も連休明けから準備を始めます。日々状況が変わる中で打つ手は限られていますが、こんな時は出来るだけ遠くを見ることを経験で学んでいます。新しい社会がどんな絵面になるのか一緒に考えましょう!

春日井市の支援策第一弾

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今朝の中日新聞近郊版に、新型コロナ関係の春日井市独自の支援策が載っていました。正確には30日に開催される臨時議会に提案され承認されるとのことです。私も時間の都合が会えば傍聴に行きたいと思いますが、まずは支援策第一弾です。伊藤市長の「長丁場が予想される中、事業者や市民と一体になって乗り越える支援を」というメッセージは本当に心強くありがたいと思います。私はいままで「自助、共助、公助」の順番で、TANEYA、ままま勝川の開発でも補助金に頼ることなく、仲間と事業を進めてきましたが、今回のコロナショックは、あまりに影響が大きく民間だけでは何ともならないところまで来ています。従って当面は「公助、共助、自助」この順番が重要になってきますし、さらに、こういったメッセージは、「何を言う」のも大切ですが「誰が言う」かが大きいですね。まずは、我々の話に耳を傾け真摯に考えていただいた伊藤市長に感謝です。

さて、記事の内容ですが、県の協力金の支給対象外の店舗に一律10万円支援する件は、営業自粛対象になっていない、例えば飲食でも元々夜営業していないカフェや喫茶店、和洋菓子店、スーパー以外の肉屋、魚屋、八百屋などは、営業的に大きな影響を受けているにも関わらず感染予防という意味では三密に当たらず外されていました。しかし、これらの店舗は小規模で家族経営の店が多く、古くから街や地域を支えてきた人ばかりです。「このままいくともたんヮ 廃業せな・・」という話も直接聞きましたので「市として何とか希望が持てるよう救済してほしい」とお願いしていました。また、新たにテイクアウト事業を始めたり、この際業種変更や業態変更を考えている事業者向けの補助金については、打ち合わせ段階では10/10の補助だったんですが、何故か対象経費の1/2に変わっています。多分、財政当局との協議で変わったと思いますが、発表された以上変われませんので、残りの1/2は商工会議所で手当てできるよう週明けに相談してみます。他にも、第2弾、第3弾の支援策も同時進行で協議中です。まずは「やれることからやろう」というメッセージ、しかと受け止めます。

コロナショックで消えた言葉

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それは「集客」 つい数か月前までは、まさに商売の基本中の基本。今は「客を集めるな」ですから大きく様変わりしました。

ここから少し昔ばなしをします。平成の始め、東野町落合公園内にあるグリーンパレス春日井の業務を受託したときに、大学の先輩から、当時銀座にあったホテル西洋銀座の支配人をご紹介いただき、弊店の責任者を研修に行かせたことがありました。ご存じの方もおられるとは思いますが、このホテル、セゾングループの威信をかけた高級ホテルで、私も研修中に一度だけ泊まったことがありますが、ホテルに到着すると、コンシェルジェが登場。チェックインカウンターはなく、大きなデスクが2本置いてあるレセプションルームに案内されチェックイン。昭和天皇大喪の礼の時に、ブラジルの大統領が宿泊されたと言っていましたが、豪華絢爛という訳ではありませんが、落ち着いた品の良さがにじみ出る雰囲気です。サービスも一流で、例えばホテル内には自動販売機はゼロ、タバコをと電話をすればスタッフが届け、腰に持病がといえばベットを入れ替え、ビデオを見たいというと、スタッフが部屋に届けてくれます。僅か80部屋位のホテルでスタッフが200人と言っていましたが、色々話を聞くと、コンセプトは「お客様を動かさない」ということでした。ホテル自体は紆余曲折の末、倒産、解体となっていますが、何でこんな話を書いたかというと「集客」が出来なければ「サービス」を動かすしかないのではと考えたときに、この話を思い出したからです。

アフターコロナで、社会が変わると言っている人は沢山いますが、どう変わるのかは、まだまだ先が見えないだけに誰にも分らない部分だと思います。しかし、あれだけ、赤や青に着色された飛沫の動画を見せつけられると、コロナが終息しても以前のような賑わいが戻るでしょうか。。むしろ、今後は商品やサービスを届けるサービス「お客が動かなければ自分たちが動く」これこそが次世代サービスの形のような気がします。今日も商工会議所で調べてもらったんですが、案の定、春日井観光コンベンション協会で、公民連携事業として5年目を迎える「移動販売車 道風くん」 前年比130~150%の伸びだそうです。早速、知人と打ち合わせをして新事業の頭出しをすることが出来ました。内容はまだまだ公表は出来ませんが、ピンチはチャンスの導火線! ブスブスと燃え始めています(笑)こうご期待です。

ピンチはチャンスの導火線

永田町夕景

「経済が死ぬ」と言いますが、今回のコロナショックは、戦争でも台風、地震のような自然災害でもなく社会的インフラは毀損していませので、コロナが収束さえすればV字回復できるかもという人もいます。しかし、揺り戻し需要はあるものの、社会インフラが毀損していない以上「復興需要」は無く、さらにすべての価値観や仕組みが変わる中で、コロナ以前に戻るとは到底思えません。すべてに先が見えない中、不安はどんどん広がってきますが、いつの世も「ピンチはチャンス」の繰り返しです。私は、今回に限り「ピンチはチャンスの導火線」と言っていますが、要は時間差があるのではと思っています。この自粛の間、頭をフル回転させアフターコロナを考えねばと思っています。

我々飲食業は現金商売です。日々の売り上げが明日の仕入れや人件費の元になり、この回転数が上がれば経営は順調で止まれば苦しくなってきます。業種が変わってもこの回転のサイクルが変わるだけで基本は同じです。今回のコロナショックは社会的インフラは毀損していませんので経済の総量はそのまま、わかりやすく言えば、売れない(買わない)という事は、お金が買い手にそのまま残っているという事です。ただ、今は我慢の時、貯金を切り崩し必要なら借金して当座を凌げと言う人もいますが、これは家計の話。経済は資本の回転数ですから「経済が死ぬ」という事は、まさにお金が回らない現象なので、まず、これを理解しないと経済対策は出来ないという事になります。

ただ、今は将にコロナとの戦時下なので、とにかく「事業継続」と「雇用の確保」が最重要課題。資金繰り融資のメニューがどんどん出てきますので、まずは借りれるだけ借りる。そのうえで、本来は損益分岐点を下げるために固定費を考えるんですが、売り上げが限りなくゼロに近いので、賃料交渉、リース契約の見直し、休業中の給与を確保するための雇用調整金、さらに持続化補助金や営業自粛協力金などの情報もこまめにチェックし、まずは、今年の年末までの約半年、生き残る術を考えます。

三密を断密(笑)

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愛知県に緊急事態宣言が発出されて以後、日に日に街は静かになっていきますが、スーパーの駐車場はどこも満杯、MAC、ケンタッキーのドライブスルーはどこも大渋滞。三密を作らないと街中の色んな業種が休業や営業時間を短縮して息をひそめながら協力している時、あの光景には些か「何とかならんのかな~」と思ってしまします。もちろん生活するのに必要な業種は買いだめ等を防ぐためにも営業してもらわなくてはとは思いますが、少なくとも駐車場や入場数を制限するなど、やはり十分な配慮は必要だと思います。中には小さな赤ちゃんを抱いた夫婦連れも見かけビックリしました。今はどのスーパーも追い風が吹いていますが、まさに「売れれば良い」ではなく、新たなクラスタ-にならないよう指導が必要かもしれませんネ

さて、このポスターオジサンたちの間で密かな話題になっています。壇密さんの名前は三密が言い始められたころから「三密より壇密がイイよね~」と思っていましたが、流石に時節柄、口頭では言いにくい雰囲気の親父ギャグww まあご本人が言われるんですから公認ですよね(-_-;) 確かに破壊力抜群です!

 

 

新コロには負けないぞキャンペーン第5弾

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本日、勝川駅前のパレッタ、パセオ。勝川商業開発ビル、TANEYA、ままま勝川、大弘法通ビル1の各テナントさん33店舗向けに、賃料の1か月分の半額を金券でお返しする企画が整い、通知させていただきました。

内容は、新型コロナの影響が大きい店舗についてはそのまま換金し資金繰りに回してもらってもOK。比較的影響の少ない店舗や、上場会社、全国FCの店舗は、コロナが一段落した時点で、この33店舗にて金券として使用してもらい、仲間の店舗を助けてやってほしいというものです。割と早い段階から企画をしていたんですが、半額とはいえ、数百万の出費になりますので、両社の取締役、株主さんの了解を取るのに手間取ってしまいました。

折角ここまで来た、勝川のまちづくりです。こんな事態になってしまいましたが、少しでも資産価値を下げないよう、何か出来ることは無いか今後も努力して考えていきます。

緊急事態宣言

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3月のまちづくり勝川と商業開発の役員会で、管理しているテナントさんに毎月の賃料の半額を金券でお返ししようという企画を提案しました。特に飲食を中心に影響が出始め、固定費を下げることで損益分岐点を下げ、売り上げが下がった部分への補填になればと、影響の大きいテナントはそのまま換金OKとし、影響の少ないテナントは、買いものや飲食に使って地元の店舗を応援してという内容になっています。今月末までは配布できるよう準備を進めています。

さて、国の緊急事態宣言が東京、神奈川、大阪など7都府県に発出され、何故か愛知県が外れていた問題ですが、今日になって大村知事が愛知県も加えるよう要請したようです。県独自の緊急事態宣言は明日発令されるようですが、いよいよ愛知県も戦時下になってきました。不要不急の外出や移動に対して自粛要請され、学校も休校、いろんな分野で大きな制限が出てきます。

今日は4月の正副会頭会議に出席。こちらは新年度最初で、今回は特に会議所としてのコロナ対策を検討するため中止にはせず実施されています。内容については事前にある程度の打ち合わせをしていたんですが、会員からのアンケートを参考に、やはり資金繰り対策の融資を筆頭に助成金、雇用調整補助金等の情報提供と販売支援策。春日井市にも補助事業や助成金、固定資産税、都市計画税、事業税などの減免など、さらに国へも消費税の3年間凍結や納税延期等の要望書を提出することにしました。

2月末の学校休校措置から一気に影響が顕著になり、1か月半。旅行、宿泊、飲食等の消費の末端から影響が出始め、中国からの部品供給が止まると一部の製造業が製造休止に追い込まれ、今日あたりは不動産関係の話題も出始めてきました。感染自体グローバルな広がりを見せている以上、今後どこまで広がるのか想像もつきませんが、とにかく「動くな、人に会うな」ですから手の打ちようもありませんので、ここはまずは感染が収まるよう協力するしかありません。

そうはいっても時期はともかくいつかは収まるとは思います。しかし、特に経済は収まった後(アフターコロナ)は、相当深刻な状況が数年続くと考えておいたほうが良いかもしれません。人の価値観、行動、社会の仕組みなど、コロナ以前はサービス業の生産性とか働き方改革が大きなテーマだったんですが、コロナは一気にこれらの問題を吹き飛ばしています。たった一か月でです。日一日と状況が変わる中ですが、いったん立ち止まり冷静に将来を見据える必要も感じています。まずは事業継続、生き残ることです。

新コロ『鬱(うつ)』

3連休中、上野公園は桜を楽しむ花見客でにぎわった(21日、東京都台東区)

朝起きてテレビをつけると「新型コロナ」会社に行きPCを入れると「新型コロナ」のネットニュース、新聞を広げれば常にトップニュースは「新型コロナ」、宴会はキャンセルが続き、フリーのお客様もまばら状態。合わせて地域のまちづくり会社の対策も私案をまとめ4月中旬には実施に移しますが、ナフコ跡への出店計画も少し変更を余儀なくされていて頭の痛い日が続いています。さらに、行政や商工会議所への提言もまとめ伝えてはいますが、刻々と状況が変わっていきますので、打つ手も限られてきます。

 

という訳で、朝から夜まで一日中「新コロ」のことを考え続けていますが、昨日になって、何だか頭が重くなり、気持ちもモヤモヤし疲れも感じるようになりました。幸い熱はなかったので大丈夫なんですが、食欲も全くなく、ここ一か月ほど、新コロに振り回され、絶対負けないと前のめりになっていましたので、ひょっとして『鬱(うつ)』?状態かもしれないと気が付きました。

そこで、昼から午睡をタップリ。。。。夕方には少し仕事をして駅前のマンションの大規模修繕の委員会に参加してきましたが、少しトーンダウンしたほうが良いかもしれません。まだ、表には出ていませんが、『鬱(うつ)』状態の人は、結構いるのではと感じました。。。確かに今は戦時下ですから、お花見自粛は必要かもしれませんが「心のケア」も同時に必要なんでしょうね。早く気が付いて良かったです。気分転換に努めます。

都市封鎖ロックダウン?

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東京2020が一年延期になった途端、感染爆発重大局面の発表が。。いままで五輪開催を目標にしていただけに数字を押さえていたと言われても仕方がない状況です。実はそれだけ事態は深刻だったという事なんでしょうね。都市封鎖なんて映画の世界だと思っていましたが、現実に目の当たりにすると、もう何物にも優先することを考えなくてはなりません。春日井市でも2名の感染者が発表されましたが、いずれも豊田、小牧の工場の従業員の方のようです。春日井の場合は2人/31万人をどう捉えるのかという事なんでしょうが、東京の様な明らかに人口密度が高い地域では、素人が考えても感染爆発の可能性は否定できないと思われます。まずは、ここは謙虚に自宅でが正解です。

 

ついに延期が決定!

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ついに東京2020の一年間程度の延期が昨夜決まりましたね。まあ、このまま「ごり押し」で開催するより良かったのではと思います。この日に照準を合わせて準備してきた選手には過酷な決定だったかもしれませんが、記憶にあるところでは1980年のモスクワ五輪への日本選手団の不参加。これはロシアのアフガン侵攻に抗議する意味がありましたが、この時こそ、スポーツへの政治の介入に大きな社会問題にもなりました。今のJOC会長山下泰裕氏が代表に選ばれていた五輪です。それを思えば、今回はウイルスという病原菌が原因。中止ではなく延期であること、仕方がないかもしれません。

弘法市再開です

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今回の開催にも色々意見があったと聞きましたが、川辺理事長の決断で開催することにしたそうです。当たり前なんですが、当たり前がホントにありがたく感じます! 弘法市、開催中! 思い切り深呼吸がイイですね。また、出店者の皆さんにも「よくぞ開催してくれた」と言われています。各地のイベントが軒並み中止になっていますので、弘法市がキチンと対応すれば開催しても良いのではという空気が作れれば良いかもしれません。ただ、安心するにはまだ早い。。気持ちを緩めず手洗い・消毒・うがいを徹底して行かなくては!

資金繰り対策

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昨日の総会で斎藤中小企業支援ファンドから予算を出し、マル経融資を受けられる事業所に利子補給をすることを決議し、その詳細が今日の新聞に掲載されています。急激なコロナ不況に対する第一弾ですが、二の矢三の矢を用意しないと地域経済は持たないと思います。今日になって政策金融公庫扱いですが、実質無利子無担保の施策も発表されました。しかし『今回のコロナ不況は融資では解決しない経済危機』『資金繰りで融資を受けても債務が増えるだけ』『事業が縮小しているのに債務だけ増える』私も問題を先送りするだけで、借り換えが出来れば良いのですが、飛びつくとえらい目に合うのではと危惧しています。ズバリ短期的な妙手は、マイナス評価をさせずに金融機関へリスケを認めさせること! これしかないような気がします。