かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

BIPセミナー

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まず、この動画を見てください。一昨日の大塚耕平先生のBIPセミナーで情報提供してもらったボストンダイナミクス社の動画です。因みにCGではありません。この会社は毎年同様の動画をアップしていますが、もうほとんど人間の動作と同じ、AIもここまで来たという事なんでしょう。先生のセミナーは毎年素晴らしく示唆に富んだ内容なんですが、今年は第一部コロナショックと2021年の経済 第二部はDXとコロナテック まさにコロナ以後の経済や技術についてタップリ3時間に亘っての講演でした。

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特に気になったのは、この3つの言葉。ブラック・スワンは昔、黒い白鳥はいないとされていたのが発見され、言葉の意味が「常識が覆る」という意味に変わったとのこと。エレファント・イン・ザ・ルームは巨象が部屋の中にいても、誰も疑問に思わず「見て見ぬふりをすること」の例えだそうです。この二つの言葉から派生した「ブラック・エレファント」は、見て見ぬふりをしていた結果、知らないうちに常識が覆ってしまった状態を指すそうです。将に今の日本がこの状態になっているという指摘でした。

かつては「JAPAN AS NO ONE」と言われた高度成長期の日本ですが、いつの間にか世界から取り残され、残ったのは神話と妄想だけなのかもしれません。もちろん、我々世代の成す術はありませんが、せめて出る芽をつぶさないようにしたいと思います。

新入会員の入会式

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新年例会です。例年はCN(チャーターナイト)記念例会として新年会を兼ねて食事付きで行うことが多いんですが、今年度は昼例会、食事は無く弁当を渡されました。会長挨拶の後、青年部の後輩の三浦一君が入会するとのことで入会式が行われました。彼は青年部の会長も経験したほどの逸材ですが、将来のクラブを担ってもらえるよう頑張ってもらいたいものです。さて、今日の卓話は名古屋ダルク理事長の柴真也さんです。主に依存症についての話しでしたが、楽物だけではなく、例えばゲーム依存症の問題も最近は多いようです。人は何かに頼らなければとは言いますが、根底にあるのは疎外感や劣等感、被害者意識なんかもあるのかもしれませんネ。中々考えさせられた内容でした。

 

MOD KASUGAI開店です

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昨日、パレッタに、ピラティスパーソナルトレーニングの「MOD KASUGAI」開店しました。ピラティス?聞けば体幹を鍛えるトレーニング方法だそうですが、2つのレッスン場があり個別にトレーナーさんが指導してくれるそうです。まあ、確かに筋肉量とか調べてもらって、怪我を未然に防ぐ運動は大切ですよね。すでに十数名の登録があるようです。

さて、パレッタも年明けから工事が進められていきますが、2月初めにはコワーキングスペースの「ROOM8」と自主営業の「PORT」とキッチン付きレンタルスペースの「ブリッジ」の営業が始まります。今回のパレッタの改装は、どちらかと言えば人がどっと来るような業種ではなく、場に依存するのではなく自分の力で集客していくことが求められています。裏を返せば自分で営業できない業種・業態は難しいかもしれません。近年、街全体の集客力が落ちているところでのコロナ渦ですから、社会の変化とともに頭の中も変化させ考えて行動できることが求められていくんでしょうね。ピンチをチャンスにです。

 

新年名刺交換会

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毎年恒例の新年名刺交換会ですが、今年は会場を春日井市民会館に変更しての開催でした。冒頭伊藤春日井市長からのご挨拶にもコロナ渦での市政運営の現状などが報告され引き続いての来賓の挨拶でも、コロナに負けず頑張ろう的な話が多いですね。まあ、平常時でないことは確かなんですが、間隔を空けて着席、会場は換気を取るために殆ど暖房が効いておらず寒ッ アトラクションに津軽三味線の馬場さんが登場しましたが、後で聞いたら「寒くて手が動かなかった」と言っていました。数年はこういった形式で進められるのかもしれません。

 

夢想国師

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今年の弊店のカレンダーです。『和顔』には『おだやかな表情』、『愛語』には『心やさしい言葉』という意味があります。 つまり“和やかな笑顔と、思いやりのある話し方で人に接すること”という仏教(曹洞宗)用語だそうです。いつもの名畑ちゃんからのお薦めでした。コロナ禍でこころがドンドン荒んできますので良い言葉を選んでくれたと感謝しています。

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さて、2日は奥さんの実家のお墓参りと実家への挨拶は例年通り。3日の今日はいつもは大須界隈をぶらつくんですが、人込みを避けてということで、まずは多治見の虎渓山永保寺へ。写真は国宝観音堂です。この寺には何回か来ていますが、夢窓国師作の名勝庭園との景観はいつ見ても素晴らしいですね。臨済宗南禅寺派の寺で本堂は18年ほど前に火災で建て替えられていますが、いまでも禅の修行に励む僧が多くいるようです。

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高校生の頃この寺のすぐ下に同級生の自宅があり仲間の数人で泊まりに来たことがあります。早朝家を抜け出しこの寺までくると、まだ暗い本堂で修行僧が経を読む姿を、この庭園越しに見た印象が強く残っています。さて、その後、土岐市妻木の崇禅寺です。

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ネットで検索して見つけたんですが妻木の山間にこんな立派なお寺があるなんてビックリ。1354年初代妻木城主土岐氏菩提寺として建立。この山門は妻木城士屋敷から移築された様です。

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山門をくぐって石段の上にあるのが鐘楼門。こちらも茅葺の屋根が立派です。

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本堂前には永保寺同様夢窓国師作の庭園(枯山水)があります。

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本堂に入ろうと思ったんですが、誰の姿もなく流石に断念w

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この石段の上の門は、歴代妻木城主の菩提を弔うべく廟所の様ですが、本堂から至るまでの回廊(右側)がこれまた立派。僅か30分ほどの滞在でしたが、なかなか良いお寺に来られたと満足でした。

春日井の内津神社の庭も夢窓国師作とされています。そこでWiki先生に聞いてみたところ、夢窓国師(疎石)は、鎌倉時代末から南北朝時代室町時代初期にかけての臨済宗の禅僧・作庭家・漢詩人・歌人とあります。確かに今日訪れた2つの寺は臨済宗のお寺。ただ、この地方に何故か多い足跡を調べてみると、各地に招かれ、その土地で寺を建立していきますが、土岐氏にも招かれ「西遊して正和3年(1313年美濃国に古谿庵、翌年に同地に観音堂(虎渓山永保寺)を開いた」とあります。多分、この地に滞在中、周辺でも作庭していったんでしょうね。それにしても中国・元にも渡来したり精力的な活動には驚かされます。

 

2021年 スタートです

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去年の竜泉寺 初詣

年末は大雪予報だったんですがこの辺りはチラついた程度で安心しました。もともと忌中のため初詣には行かないと決めていたんですが、テレビでは例年より少なめと報じています。ただ「予想より多く感染が心配」とインタビューに答える参拝者もいて「お前が行くからだろ!」とツッコミながら見ていました。今朝はお墓参りを済ませたあと、例年、元旦の夜集まる子供や孫たちが昼に集合、賑やかに食事をすることが出来ました。感謝です。

さて、遅くなりましたが「新年あけましておめでとうございます」 昨年を振り返れば言うまでもなく「コロナ」で始まり「コロナ」に終始した一年でしたが、年が明けても変異種ウイルスのニュースもあり、まだまだその影響が続くのは間違いありません。31日には東京では一気に1000人を超え1300人に、愛知でも300人近くに急増し緊急事態宣言の一歩手前で、11日までの営業時間短縮の延長があるかもしれませんが、民間でPCR検査が受けられるなど色々増えた背景もありそうです。この国はマスコミが世論を作りますので、事実はともかく論調が変わらない限りこの騒ぎは続くんでしょう。もちろん実際のところコロナの現状や今後がどうなっていくのか知る由もありませんが、昨年の2月以降の過酷で不安な気持ちは引き続き感じています。

特に飲食業界は、最初の頃のパチンコ業界同様、いくら店側が対策しても「外食=感染」特に5人以上の会食は「悪」ですから、もう何とも手の打ちようがありません。弊店でも大人数の忘・新年会のほぼすべてが無くなっていますが、逆におせち料理は前年の3割増し、お届けの鍋セットは、ふるさと納税の返礼品も含めてかなりの数字を残すことが出来ました。また、同業の知人とも話しましたが一部焼き肉店の様に換気設備が整った業態は影響が少ないとも聞いています。これは、たまたまコロナにハマらなかったというだけなんでしょうが、この際、業態変更して焼き肉店に改装している店舗もあるようです。新しい生活様式、新しい経済等々全てが大きな転換期を迎えています。自分だけではないと言い聞かせつつ、自分に何が出来るのかを問い続ける一年になりそうです。みなさんと一緒に少しでも前を向けるような年にしたいと思います。頑張りましょう。

かすがいGOGO!

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昨日ですが、ままま勝川の2Fトンガリアーノアカデミー会議室で、地域ECモール構築事業「かすがいGOGO」の実証実験に関する説明会を開催しました。昼夜2回開催しましたが、それぞれ20名ほどの参加者がありホッとしています。まずは前段の話を少し書きます。

IT及びICTの普及とともにeコマース市場は拡大の一途を進み、さらにwithコロナ時代を迎え進化の加速度を増しています。もはや商店街の肉屋・魚屋・八百屋のみならずすべての業種業態で、生産性の向上、働き方改革の課題解決手段の一つに挙がっていますが、実はこの分野のほとんどがGoogleAmazonなどのデジタルプラットホーム上で直接的、間接的なネットワークが構成され、知らないうちにデジタルトランスフォーメンションの中に取り込まれています。我々は、このコロナ禍で集客、接客が制限されていますが「集客から周客」という概念を考えたとき、特に地方においては、これらのプラットホームの上に、自前のトラフィックを構築する以外、独自性(地域課題の解決)を担保でないと考えてきました。少し難しい話になりましたが、要はコロナによって地域が直面する課題をデジタル技術を介したネットワークで解結していこうというプロジェクトです。

このプロジェクトには、春日井広報大使井原慶子さんにも参画していただいています。井原さんはご存じル・マンにも参戦された元レーシングドライバーですが、自らが主宰するレーシングチームで若手の育成に力を入れる傍ら、日産自動車の独立社外取締役を始め政府の審議会のメンバーとしても活躍されています。さらに井原さんを経由して大和ハウス工業や慶応大学大学院のメディアデザイン研究室にもご協力を頂いています。

説明がありません

それでは、具体的に何をするかという部分ですが、写真のようなアプリを開発しデリバリーや予約システムを構築します。今回は来年1月18日(予定)スタートで勝川地区の三商店街の各店に登録いただき、勝川を中心とした1㎞~2㎞範囲で6月中旬まで稼働させ不具合等の調整後、全市的な運用をスタートさせます。実証実験は、春日井観光コンベンション協会で行いますが、本格運用には新会社を立ち上げ、来年10月にオープンする六軒屋町の春日井SC(仮称)にも拠点を設け連動させようと考えています。

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デリバリーに使用する車両です。これは市内他でモスバーガーなどの事業展開をしている長谷川君が自社で使用している車両を提供してくれることになりました。ただ、真ん中の車両(電動三輪バイク)は井原さんの会社フューチャーで販売される「GOGO」です。これもデリバリに使用します。また、この「GOGO」のシェア事業も、新春早々に勝川でスタートさせますので、是非、楽しみにおまちください。長くなりましたが、かすがいGOGOのアプリは、来年1月中旬までにはAppStoreなどからダウンロードできるようになります。若い三上、長谷川両君が中心になって頑張ってくれています。もうひと踏ん張りです。

お別れの会

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11月4日、満74歳でご逝去された土屋嶢大垣共立銀行前頭取とのお別れの会に参列するため「大垣フォーラムホテル」まで行ってきました。46歳の若さで頭取に就任、365日BANK、手のひら認証など他行に先駆けたサービスを導入するなど進取の気性をお持ちの経営者でした。春日井関係は午後2-4時とのことでしたので、昼過ぎに友人の車で出発、一時間弱で到着しましたが、会場周辺は大渋滞。何とか駐車しホテルに入ると、検温、消毒後受付。順路と書かれた看板に沿って進むと、大きな宴会場には写真やパネルで足跡が紹介され、執務されていた机も展示されています。次の会場にはビデオが映され、10分程度見てからやっと献花会場に到着。多分一気に込み合う事がないための配慮だと思います。

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私は、土屋前頭取には2度お会いしています。最初は地元の支店の懇親会に来られた時。2回目は写真の東京ビックサイトで開催された「地方銀行フードセレクション」という展示会です。これは各地銀が取引先の企業を応援するための展示会ですが、春日井から三社出展されたので覗きに行きそこでお会いしました。気さくに商品を試食されお話を伺ったことを思い出します。

強力なリーダーシップを発揮され、いち地方銀行のみならず地域を牽引されてきた方だけに、惜しむ声も聞かれました。こころからご冥福をお祈りします。合掌

コロナ禍でも「WE SERVE」

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夕例会? 16:30-17:30という中途半端な時間帯です。久しぶりに食事付例会を企画したようですが感染拡大を受けて急遽食事はキャンセルしたようです。広い会場で静かに弁当を食べるくらい良いような気がしますがネ。写真は新入会員卓話をするMライオン、一度は潜る関門です(笑)
ライオンズクラブは、シカゴに本部を置く国際協会の下世界最大の奉仕団体です。モットーは「WE SERVE(我々は奉仕する)」。ただ、このコロナ禍での奉仕は大変難しく各クラブとも頭を抱えていると聞きました。思えば、2011年の東日本大震災時、対応を協議する緊急会議で、中日新聞赤十字を通じて募金をという意見に対し「こういう事態に対処するために我々はライオンズ活動をしているのではないか」と言われたSライオンの言葉に本当に感動し、いまでもその思いは胸に残っていますが、その上で今クラブとしてやれることは何なんでしょうね。私は、決して自粛(もう自粛ではなく委縮ですね)することだけではありません。実際、春日井さくらライオンズクラブは、先週「外国人のためのスピーチコンテスト」を主宰、また春日井ロータリークラブは病院関係者に感謝の弁当を差し入れしたり、それぞれの立場で知恵を絞りながら、この難局を乗り越えようという姿が見えます。この姿を見せることが実は本当に大切なんでしょうね。我がクラブも昨年度はT会長の決断で、春日井市民病院に防護服を500セット寄贈しました。事業が難しければ金銭奉仕でも良いと思うんです。今、何をどこへ支援すればよいのか、情報を集め、創造力を働かせ真剣に考えてこそ、知恵が生まれ力が蓄えられていくと思っています。現執行部! 考えろ!

逆転人生

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先週金曜日の深夜、NHKの「逆転人生(再放送)」で日本代表が、劇的な逆転トライで南アフリカに勝利した2015年のラグビーW杯を支えたスポーツ心理学者の荒木香織さんが紹介されていました。それまで国際試合で連敗を重ね「負け犬根性」が染みついた日本代表に「心を鍛える10か条」を基本に緊張との向き合い方を教えたようです。先日、今シーズン限りの引退を発表した五郎丸選手の例のポーズも、ルーティン化することで緊張を和らげるために考案されたとのこと。この番組を見ながらハタと思ったのが、このコロナ禍でとかく目先のことに没頭しがちですが、まだまだ、これからの人生も長く、いやがうえにも付き合った行かなくてはならないことを考えれば「大げさに反応せず」「前向きにアクションを起こし」「楽観的に長い目で見る」ことが大切なんだと気付かされました。いや~いい番組でした。感謝! 心を鍛える十か条、座右の銘にします。

えきなか立ち呑みSTAND

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先週の3(金)・4日(土)・5日(日)の三日間、JR春日井駅の自由通路を活用して「えきなか立ち呑みSTAND」主催:一社)春日井観光コンベンション協会他を開催。中日の4日に顔を出してきました。そうはいっても通路ですので寒いことを予想して着込んで行ったんですが、思ったほど風も通らず温かい。地酒とワインの店マルマタ、Dining&cafe Holo holo、黒潮の三店が出店して程よい距離と込み具合で評判も上々でした。持ち帰りも想定していますので、改札口から帰宅される通勤客も多く、出店者に聞くと「まずまずの売り上げ」の様です。担当者から今後は店舗を変えつつ定期的な開催をしていくと聞いています。また、この通路は市道扱いですので、協会主催であれば色んなイベントに使えるようになっています。今までも市内の農家に参加してもらい「ファーマーズマーケット」も開催してきましたが、いろんなアイデアで活用できればと考えています。ただ、これは。公共資産としての春日井駅の活用と自由通路の活性化で、大きな意味での春日井駅周辺のまちづくりに寄与できるかというと、なかなか難しいものがあると感じました。この場所でのムーブメントが広がる仕掛けも大切です。現在、駅南では再開発事業が進行中で駅の北側でも計画があると聞いています。私の立場ではあれこれ言うのは良くないかもしれませんが、人口減少という時代の潮目が変わり、さらに今回のコロナです。ジックリ取り組むべき課題なんでしょう。

リニューアル計画も最終段階

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COMEET BRIDGE

商店街側入り口から入って左側のキッチン付きレンタルルームの名称を「COMEET BRIDGE」としました。様々な人や事をつなぐ橋という意味です。ご覧の様に正面にはLIXILのキッチン今後冷蔵庫やオーブンレンジも設備し、今年中には65inchのモニターやビデオカメラなども配置しますので、料理教室などのイベントや各種講習の収録にもお使いいただけます。また、ママ友が食材を持ち寄っての食事会にも対応いたします。まだご利用料金や詳細な規定が決まっていませんが、一般の皆様には来年の2月以降ご利用いただけるよう準備を進めます。もうしばらくお待ちください。現在オープンしているのは、「24hエニタイムフィットネス」とスポーツ&カルチャーの「NARAFU」そして本日オープンの「LIXIL ショールーム」年内には、ピラティスパーソナルトレーニング「MOD」が、また来年早々にはコワーキング・シェアオフィスの「ROOM8」が松新町の現店舗から移転してきます。ついては、2月の5~7日に、グランドオープンイベントも予定し、本格的な運用を始めていきます。コロナ禍の大変な時期でしたが、勝川エリアアセットマネジメント㈱のメンバーや関係各位のご努力ご協力でここまで来られたことに感謝です。

行政庁への意見要望

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昨日の中日新聞近郊版にも載っていましたが今年度2回目の意見要望を市に提出。全14項目中4項目がコロナ関係です。固定資産税減免については、すでに30~50%事業収入が減少した中小事業者に対して1/2もしくは全額減免する措置が発表されていますが、この対象要件から外れている企業への支援拡大や設備投資事業助成の拡充や対象金額の引き下げ。設備投資に対する助成金の対象業種の緩和。さらには広告宣伝料に要する助成金制度の創設が主な内容です。他の商業関係では、次年度の応援券事業の継続と観光基本計画の策定、eコマース地域事業構築プロジェクトへの支援が主な項目ですが、足元の施策から中長期に亘る部分まで各委員会や各部会から出された内容をまとめています。各項目について市長からコメントを頂きましたが、改めて担当部署から返答させていただくとのことです。また、最近の動向も雑談の中で伺いましたが、特にここへきて春日井市内の陽性者が急増している原因とし家庭内感染が多く「大変心配している」とのことでした。

さて、GOTOキャンペーンについては延期、中断が噂されていますが、とにかく消費者に近い(接触が多い)業種が大変な状態になっています。マスクの着用、手指の消毒等、巷間言われている普通の対策をとれば良いとは思うんですが、マスコミであれだけネガティブキャンペーンを張られればもう消費マインドは冷え切り事業者としてはお手上げですね。弊店も忘年会シーズンを控えて例年の10%程度のご予約を頂いていたんですが、それもここへきてキャンセルの電話が続いています。廃業、閉店の話しも普通に聞かれるようになってきました。今年の春先に資金繰り資金を借り入れた事業者も返済が始まる3年後には深刻な事態になる気がします。そこへの対策として消費税はお客様からの預り金ですし、法人税市民税はそもそも赤字企業には関係ありませんので、固定資産税の免除が取り急ぎ考えうる対策なのかもしれません。しかし、そういう話をすると財政の話が必ず出てきます。個々の店は小さくとも飲食業は20兆円産業、車の関係が16兆ですから、この社会インフラがダメになれば小さな店だからこそ復活させるのはほぼ不可能に近いのではと思います。中期的な対策も必要です。

春日井フェアトレード・スイーツフェスティバル

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昨日ですが、春日井青年会議所(JC)主催「春日井フェアトレード・スイーツフェスティバル」が勝川駅前公園で開催されましたので覗いてきました。「フェアトレードを知って社会問題について学ぼう」というサブタイトルもついています。コロナ渦で影が薄くなったSDGsですが重要なテーマが沢山あります。今回は、フェアに取引されていない発展途上国で作られているコーヒーやカカオ、バナナなどに目を向けスイーツを通して「助け合い」と「挑戦」をテーマに開催されているようです。流石JC、着眼点が面白いですね。

トークセッションには日本フェアトレード・フォーラム代表の原田さとみさんも来られていました。彼女とは以前、愛知県建築士会が主催し西区円頓寺で行われたシンポジウムでご一緒しましたが、ご挨拶すると覚えて居ていただきセッションの合間にお話しすることが出来ました。ご縁に感謝です。ふと、今工事中のパレッタ1Fコミートでフェアトレードの商品が扱えないか考えてみたいと思い原田さんにも伝えました。また相談させてもらいます。

また、この勝川駅前公園ですが、区画整理終了後、地元で自由に使わせてもらえるようお願いし勝川駅前周辺まちづくり協議会で管理をしていたんですが、時の経過とともに担当者も変わりこの辺りのことが曖昧になっていますので少し整理します。出来れば指定管理が取れれば良いのですが、先日市に相談したら前向きに考えてもらえそうなのでその方向に進めていければと思っています。今回のイベントを眺めながら縁日的な弘法市の良さとは別の基軸でシティプロモーションを意識した新たなイベントを立ち上げてもと感じました。

春日井特産品認定賞授与式

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先日の審査会で認定された3事業所7品の認定証の授与式です。今後は認定特産品協議会に参加してもらい他の認定業者とともに活動してもらうことになりますが、協議会の会長がいつも言っていますが、認定されてもすぐに売れるわけではありませんので一緒に試行錯誤しながら勉強して良ければと思います。さて、全国のほぼすべてと言っても過言が無いように各地でこのような地域特産品への取り組みがなされています。地域の歴史や風土に由来するものから、農業や漁業生産物等々切り口は色々ですが、実際全国規模で売れていく商品は多くはありません。もちろん、地域にとってそれぞれの地域の特産物には愛着があり行政も後押しをしますのでわがまち自慢は加速度を増していきますが、冷静に考えれば素材そのもののパワーが欠けていたり商品の作り込みに難点が見られるもの、さらには誰に何を売るのかのマーケティングを間違えているケースもあり、苦戦しているところが殆どです。春日井の場合、以前は土産品コンクールという名称で事業が行われていましたが、菓子組合の「道風最中」以外、特にこれと言った商品はありませんでした。ただ、菓子組合の人からは「コンクールで受賞しても販売する場所がない」と聞かされていましたので、折しも開催が決まっていた「愛・地球博」へ出展しようと呼びかけ協議会を設立し、出品する商品を選別する意味で審査会を始めました。その後メンバーや認定特産品の点数も増え、同時に春日井まつりなどイベントでの販売する機会は増えてきましたが、相対的に売れる商品へのブラッシュアップが出来ていないのが現状です。サボテンの関係も毎年新商品が応募されるものの、決め手になるような商品が難しく、途中で息絶えることになります。行政からはもっと頑張れと叱咤激励を受けています。新しい店舗(企業)も増えましたので、若い感性にも期待したいと思います。