かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

民主主義とは声を合わせること

今朝はZOOMで繋ぎながら「春日井をキレイにし隊」5駅同時お掃除ライブ中継を実施。まあ、今風ではありますが若い人の発想は凄いですね。各駅15~20人ほどの参加で心配した雨も降らず予定通り実施することが出来ました。いよいよ明日は告示日、選挙戦が始まります。

私も勝川駅で参加しましたが、掃除をしながらふと思ったのは、選挙は民主主義の根幹だということ。国民(市民)が唯一自分の考えや思いを形にすることが出来る制度です。ウクライナの惨状もマスコミを通じて連日目にしますが、独裁主義の不合理性は言うまでもなく歴史が証明しています。我々日本人は当たり前のように民主主義の世界に暮らしていますが、民主主義とは勝ち取るものではなく、お互いを尊重しあう心の延長にあり、その最大の権利行使が選挙だと考えています。「民主主義とは声を合わせること」とは、早稲田商店会の元会長で小泉郵政選挙衆議院議員を経験した安井さんの言葉です。しかし、声を合わせることの難しさを一番知っているのも安井さんでした。「政策」より「義理人情」が優先するのが地方選挙の難しさですが、ある立候補予定者は「なれ合い」とも言っていますが「なれ合い」上等!! 言葉を換えれば「親しみ」にも通じ声が届く身近な関係性とも言えます。「春日井をよくしたい」気持ちは誰もが一緒。その一点で声を合わせられるのは誰なのか、結果は22日の開票日にわかります。まちを作るのは市民です。しかしまちを作る仕組みを作るのは行政。本当に大切な選挙だと思います。間違っても白紙委任しないよう投票に行きましょう。期日前投票もありますからね。

 

春日井市長選挙雑感してみました

市長選のポスター掲示板の準備が進み各所で見かけるようになりました。予定では3枚のポスターが張られることになっています。当然ですが、市長選は1分の1を争う選挙です。つまり勝つか負けるかの一択です。かつて市議選のお手伝いをしたことがありますが、市議選は〇〇分の32を選ぶ選挙。つまり32番目までに入れば、あとは獲得票の順番だけです。衆参の国政選挙も県議選も同じ、総理は直接選べませんので、世論が直接的に反映できるのは知事選、市長選などの「首長選挙」ということになります。候補者にとっても「議員選挙」と「首長選挙」では色んな意味でも大きく変わると思います。議員は公約と言ってもメニューを並べ「やります」を連呼しても責任を問われることはありませんが、首長は、公約が直接行政運営に関わってきますので「やれませんでした」とはいきません。1票は同じでも、選ぶほうも選ばれるほうも32倍の「重み、責任、やりがい」を感じるのかもしれません。

ただ、選挙と言っても所詮人間社会のことですから「権力(利権?)」や「義理・人情」が勝ち、「理屈(政策)」が負ける世界とも感じます。「2:2:6」の原則を当てはめれば。どの候補も鉄板支持者が10~20%程度いますので、各候補とも反対票の20%は捨て、残りの40~60%の浮動票をどう獲得するか、もしくはオセロのように反対票をいかにひっくり返すかの戦略がカギになります。まあ、この辺りの話は長老と言われる権力者の力に左右してくるんでしょうが、春日井市は比較的新しい住民が多く、むしろ街頭、駅頭を通じてまずは名前を覚えてもらい、チラシ、SNS、座談会、討論会で考えを知ってもらい選択をしてもらうというのが良いんでしょう。

さて、この選挙少し投票率の側面から見てみましょう。過去5回の市長選の投票率は、平成15年(故鵜飼市長の最後の選挙)40.31%。平成18年31.79%、平成22年28.81%、平成26年29.47% 平成30年(前回)は28.64%でした。伊藤市長は鵜飼市長が健康上の理由で退任された後、引き継ぐ形で立候補されたましたが、4回の選挙とも有力な対抗馬がなく、投票率に関係なく5万4~8千票を獲得、得票率も74~82%となり安定的な市政運営の基盤になっていました。先ほどの2:2:6の原則から見れば、間の6割をガッチリつかんでいたことになります。流石です。現在、春日井市有権者は約25万人、複数候補が立候補を予定していますので投票率は上がるんでしょうが、40%で10万票、50%で12万5千票ほどになります、先ほどの鉄板支持者20%は2万~2万5千票の基礎票となります。実は保守系の2候補が伊藤市政の継承を看板に掲げていますが、両者で分け合うことになれば、この2~2万5千票と数字の上では符合してきます。つまり4万~5万の浮動票の行方がカギになると思われます。

もう一つの視点は、市議会選挙の結果です。こちらも投票率は平成19年の46%から徐々に下がりはじめ前回の平成31年はなんと35%。投票率=市民の関心度を考えれば10人のうち6~7人は無関心という結果です。実はこの辺りが春日井市の一番の問題点と個人的には思っていますが、安定を目指すのが良いのか悪いのかわかりませんが、安定すればするほど議論が引っ込みます。そういう意味では公開討論会が何度か開催されていますが、議論が復活していることは良いことではないでしょうか。さて、この選挙の結果を見ると、自由クラブ(自民党)に所属する議員の総得票数は約3万2千5百票、市民クラブ(旧民主党系)1万3千6百、公明党が1万3千2百、共産党が9千4百、無会派が1万3千です。もちろん市議選は政策より「地縁」が主で、義理人情の世界ですので基礎票を計算するのは難しいかもしれませんが、ある程度組織で動く部分もあるので議員が誰を応援するかは重要です。しかし自民党はじめ各党が特定の候補者の推薦を見送ったこと(または両方を推薦)、さらに、かつてない程の浮動票の多さ(投票率が高くなれば)を考えると、今回は「読めない選挙」に尽きると思っています。つまり、この浮動票に刺さるキーワードは何か? 勿論手の内を明かすわけにはいきませんが、このキーワードを見つけた候補者が票を伸ばすんでしょうね。頑張りましょう!

「元気 やる気 石黒なおき」後援会長でした。

座談会を開催

28.29.30日の三日間連続で味美地区の座談会に参加。写真は29日中野町での様子です。三日間合計で約100名の地域住民の方に集まっていただき、各地区の日頃疑問に思っていること感じていることを率直に言っていただきました。同じ市内でも、ハートフルライナーのルートから外れていること、名古屋空港の騒音、車の渋滞等々いろんな悩みがあるものです。横で聞いていても「なるほど!」と思うこともいくつかありました。

ただ、もちろん今回は町内会等にお願いして集まっていただいた関係でご高齢の方も多く、シルバー民主主義と言われる所以かもしれませんが、若い人に声を届けるSNSは、実際顔が見えるわけではありませんので、なかなか難しいところを感じています。最近の選挙が読めないのは、こういう部分もあるかもしれませんね。私も市議会議員の選挙は何度かお手伝いしたことがありますが、市長選挙は初めてです。また、改めて書きますが、明らかな違いもあるようです。

立候補予定者公開討論会

昨夜ですが、JC主催の市長選挙立候補予定者による公開討論会に参加してきました。写真は挨拶する柴田理事長。お父さんは青年部の後輩ですが、最近このパターンが多くなり、自分の年齢を実感します。
さて、会場には約200名くらいでしょうか、雨のせいか意外と少ないなとも感じましたが、主催したJCに聞くとyoutubeでは約800名の視聴があったとか。3者の違いも理解できましたが、春日井市にとって今何が一番問題なのか議論することは大切ですね。個人的には3者とも中核市を目指すと言っていましたがこの部分は気になるところです。
討論会の様子はアーカイブで見ることが出来ます。

www.youtube.com

アトム通貨流通終了(春日井支部)

2011年から流通を開始したアトム通貨発行事業ですが、今年度をもって春日井支部での流通終了となりました。思えば早稲田商店会から始まったこの事業ですが、この年、全国展開を始めると安井会長からお誘いいただき、行政や市民団体にお声がけしスタートしました。
特に、一時は行政のバックアップもあり発行馬力では各支部の中でも一二を争う金額になりましたが、加盟店での発行が少なく今回の決定になったようです。今日は役員会を経て解散総会でした。私はすぐ横の会議室で斎藤ファンドの審査会があり出席はできませんでしたが、言い出しっぺだけに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、この事業を通じて全国の商店街や手塚プロの皆さんと春日井市商連がつながることが出来たのは大きな成果でした。引き続き「情報交換はしていきましょう」と石渡さんからも暖かい言葉も頂戴しています。今は感謝の気持ちでいっぱいで、みなさんに100万馬力を差し上げた気持ち。。あくまで気持ちですが(汗)

選挙事務所開所式

いままで市役所前のビルの一室で準備を進めてきましたが、いよいよ選挙に向けての事務所を開設。イオン春日井店前の交差点の角、車のアップルさんの事務所を期間中だけお借りします。朝9時からお祓いをしていただき10時前には支援者が続々と集合。私も、松尾後援会連合会長に続き、お礼のご挨拶をさせていただきましたが、伊藤市長、友松議長も参加していただき、また、支援団体の三師会(医師会、歯科医師会、薬剤師会)を始め沢山の皆さんにご挨拶を頂戴しました。後で聞いたら約800名の参加だったそうです。今日から選挙の告示日(5月15日)投票日(5月22日)までここを「城」として突っ走ります。

それでも桜は咲く

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このところのロシアのウクライナ侵攻の関係でコロナの報道は少なくなっています。原材料の高騰は気になる点ですが、ウクライナに関する国際情勢の報道も多数ありますが、ホントのところはよく分かりませんネ。ひとつだけ確かな点は国連を中心とした世界秩序が大きく変わり始めたという事。権威主義からソフトパワーとも言われていますが、どうも事実は一つではないようです。

さて、気が付けば「桜」も満開です。コロナがまん延しようが戦争が起きようが、時が来れば咲き誇り、時が過ぎれば散っていく、自然の潔さも感じます。孫も今年は新一年生。昨日は入学式でした。今という時間はありません。あるのは過去と未来だけ。この孫たちの生きていく世界はどんな風景になるんでしょうか。心配です。

 

石黒後援会設立総会

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5月の春日井市市長選挙に立候補を表明している石黒なおきさんの後援会ですが、作日設立総会をレディアン春日井で開催しました。今日は奥様も参加しておられます。昨年末、ご本人が市役所を退職した直後に愛知県選挙管理委員会に規約等の届け出をし実質的なスタートを切り準備を進めてきましたが、改めて選挙まで2か月を切ったこのタイミングで総会と言う形をとりました。松尾連合会長や私も含め各役員からの挨拶の後、規約と役員の承認。事務局から、今後のスケジュールについて説明があり、4月17日の選挙事務所立ち上げと同時に選挙対策本部に活動の主力を移行してしく等発表があり、さらに、現在までに後援会への入会を承諾していただいた人数は5200名を超え、推薦していただけた団体も100社以上と報告。同席いただいた県議、市議の先生方から「ここからさらに輪を広げるには、推薦ハガキに加え、汗をかき足を使って、もう一歩先までお願いに回ることが必要」とのアドバイスも頂戴しました。

前回の市長選挙は、対立軸が無かったせいか投票率は20%代の後半。今回は新人3人の争いになるため40~50%は行きそうです。春日井市有権者は約25万ですので、投票総数は10万から12万5千。私の勝手な妄想ですが、当選ラインは最低5万5千~7万くらいになるのでしょうか。もちろん選挙ですから、誰が勝つのか分かりませんが、比較的行政への関心度が低い春日井市ですので、ご自分の一票を通じて春日井市のことをキチンと理解してもらうキッカケになればとも考えています。投票率に注目です。

インタビュー動画撮影

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石黒なおきチャンネルの動画撮影です。今回は、ZIPFMのナビゲーターをされている粟生万琴さん。彼女は、AIベンチャーを起業し、並行してなごのキャンパスのエグゼクティブマネージャーをされているスーパーウーマンです。

nagoya-potential.jp

対談では、SDGS、DXについてがテーマでしたが、特にDXについて話が進んでいたようです。こちらもYOUTUBEにアップされたらお知らせします。

最近、時に思うのは、まちを担う人材不足。31万都市にも関わらず、名古屋に隣接するベットタウンという特性のせいか、ほとんどの部分を名古屋市に依存し、都市としてのアイデンティティが希薄で、なかなか街に本気になる人が出てこないのが春日井市の特性になってしまっています。行政的としては、中核市としての要件があるにもかかわらず「予算」「人材」を理由に指定を目指さないことと、聞こえてくるのは「中核市になったら仕事が増える。大変」というやる気の無さに起因しているのかも。以前、伊藤市長も、臨時も含めると約4500人の職員がいるそうですが、なかなか徹底できないと嘆いておられました。特に出先機関のモチベーションの低さはひどいもので私の耳にも苦情がよく届きます。そこで、職員のモチベーションを高めるため、社内ベンチャーならぬ庁内ベンチャーを募集して若手職員を対象に起業をさせる仕組みをベースに人の活性化を図り、ゆくゆくは中核都市を目指すのが良いと考えています。また、対談の中では「高齢者の起業」というキーワードもありました。高齢者の増加は社会全体に負荷をかけていますので、この高齢者に起業してもらい、社会保障に頼らず自分で稼いでもらうことは十分あり得る施策だと思います。今後は粟生さんにもお手伝いいただく場面が増えてくるかもしれません。よろしくお願いします。

 

春日井をキレイにし隊

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5月に行われる春日井市長選に立候補を表明している「石黒なおき」さんの後援会青年部のUさんからシンボルカラーのジャンパーを着て春日井駅の清掃活動を通してアピールしようと提案があり、昨日はその実施日、約150名の皆さんにご協力いただけたようです。最後に、石黒さんが挨拶されたとのことが、これは選挙活動ではなく「自分たちのまちを自分たちで綺麗にしよう」という奉仕活動です。昨日は朝から会議所の正副会頭会議、常議員会、総会と続きましたので私は不参加(汗)でしたが、これだけの皆さんに集まってもらえるとは嬉しい限りです。やはり草の根活動は強い!企画、実行してくれたUさんには感謝の一言です。引き続き頑張りましょう!

ぐるりんグルメ表彰式

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昨日のぐるりんぐるめランチコンテストの表彰式の記事が中日新聞近郊版に掲載されていました。応募総数約350票のうち見事グランプリに輝いたのは気噴町の「喫茶店 和」さん。ご主人の高松さんに表彰状をお渡ししました。また、応募いただいたみなさんの中から一等2名の方に5万円分の食事券があたる抽選会も開催。約50%の方に何らかの賞が当たるお得な抽選会です。まん延防止法による営業自粛要請が21日まで続きました。解除されたとはいえ「徐々に回復かも」という意見が大半ですが、この間、外食という習慣が失われ、回数も減っていることを考えれば、相当長い期間が必要なのではと個人的には考えています。こういったイベントを通じて外食するマインドが復活していくと良いですね。次年度も、開催できるよう要望を出していきます。

ゼレンスキー大統領国会演説

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ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会で演説されるというニュースを聞き、生中継の映像を見ていました。淡々と窮状を訴えつつ日本に期待する部分を話されましたが、予想以上に日本の立場を理解し、イギリスやアメリカ、フランスの議会で話された内容とは違う印象でした。在日大使館が原案を作ったのかもしれませんが、将に、今侵略(ロシア側の説明は違いますが)されている国の大統領が、メディアを使って他国に訴えるという情報戦はビックリしますね。我々(平和ボケの)日本人には実感がありませんが、世界各地では、常に、民族、宗教、領土をめぐる紛争が起こっています。ドローンで空爆とか情報戦等々新しい戦争スタイル(紛争)を実感しますし、これだけ国連が機能しない部分も心配ですね。大統領も新たな枠組みという表現を使われましたが、日本の役割が、今後の世界の仕組みづくりの中で機能するか正念場です。

もう一つ気になったのは、第一次世界大戦後、日本が中国大陸に攻め込んだ満州事変です。なんとなく構図が似ていませんか? 満州の権益(資源)を目当てに攻め込み、柳条湖事件ウクライナ人による弾圧行為)をでっちあげた一連の侵略行為です。その後、ご存じのように日本は日中戦争から第二次世界大戦へと進んでいきますが、今回のウクライナ侵攻(戦争)も同じ道を辿るとするなら第三次世界大戦の可能性もあるかもしれません。「核」はバランスを取りつつ保有国同士を牽制していた役割を失い、狂気の場面が来るのかもしれません。満州事変、世界で唯一の原爆被爆国という教訓を生かせないでしょうかネ。その辺りに日本の果たすべき役割があるような気がします。一日も早く和平交渉が始まり終息に向かう事を願わずにはおれません。

PCR検査2回目

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今月8日から始まった勝川駅PCR検査センターに2回目の検査に行ってきました。一ヶ月3回まで無料で一回目の書類があれば記入することは無いのですが、忘れてしまったので再度記入。場所は、パレッタ1FCOMEET。プラザ側の入り口から入ればすぐわかります。今回は奥さんも一緒に行きましたが、数分で完了します。また、この検査センターは4月末までの延期が決まりました。安全安心のために是非検査することをお勧めします。
実は、この検査センター、当初は商工会議所の会議室で行う予定だったんですが、一部の人の反対で急遽パレッタに変更になっています。理由はコロナに感染しているかもしれない人が大勢集まることへの不安? そもそも濃厚接触者は受付不可で、たとえば出張や大勢参加の会議に出る必要がある人が、陰性を証明するために検査を受けるという内容のどこに反対する理由があるのか分かりません。いまは社会全体でコロナと戦っている局面で、正しく恐れることが一番大切なポイントです。聞く耳を持たず、切り取って反対するのは今時の日本人なのかもしれませんね。残念です。

まちづくりアワードに応募

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ままま勝川も6年を経過しメンテナンスも兼ねてフラッグに照明をつけてもらいました。我々の「稼ぐまちづくり」も、今般、中小企業庁の「外部人材活用・地域人材育成事業」の事例集に掲載していただくことが決まり、昨年より委託先の野村総合研究所とZOOMやメールのやり取りをしています。また、国交省の第一回まちづくりアワードにも応募することになり、こちらも急遽要綱や資料の作成に追われています。こちらは応募期限が3月18日なので写真や動画、また自治体からの推薦状等々慌ただしく準備をしています。こういった今までの事業を振り返る作業は、ひとつのポイントを作ることになりますし、もちろんアワードの方は受賞できるか分かりませんが、今後の視察等々への対応を纏めるという意味でも良い選択だったと思います。

youtube動画の撮影

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昨年の12月、35年勤務された市役所を退職し5月の市長選への挑戦を表明している石黒なおきさんのyoutube動画を勝川駅前パレッタのCOMEETで撮影しました。石黒さんは秘書課長、産業部長、建設部長、企画政策部長とこれまで伊藤市長の側近として活躍されてきました。
まずは春日井広報大使で日産の社外独立取締役、株式会社フューチャー代表取締役井原慶子さんとの対談です。テーマはMAAS(モビリティ・アズ・ア・サービス)について、春日井は東西に延びるJR中央線と国道19号を基軸に交通の便利さも指摘されていますが、ただ、駅から南北への移動が不便との意見もあります。将来的には、鉄道、バス、シェアバイク(自転車)をITでつなぎシームレスな移動を可能にしようという構想です。この分野では井原さんは第一人者。自ら三輪電動バイクを開発販売する会社を立ち上げ、かすがいGOGOにも大きく関わってもらっています。私は横で話を聞いていましたが、人生百年時代に向けてどう社会を組み立てていくか、今後の課題と痛感しました。

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その後、場所をブリッジに移し、子育てを中心に大活躍されているNPO法人かすがいっこの代表松元さんと副代表の水上さんに、子育ての現状をお聞きしました。お話の内容は、井原慶子さんの対談も同時に近日公開のYouTube「石黒なおきチャンネル」をご覧ください。撮影が終わって雑談していたんですが、お二人から「土曜日はお昼ご飯ないからッ」と平気でこどもに言い、また、スーパーのタイムサービスでパンが売り切れていると翌朝の朝食抜きというママがいるという話を聞きビックリしました。こういった回り道が出来ないこどもの現実に行政としてどう向き合うのか大変な課題だと感じます。

私は、昨秋、彼の心意気を意気に感じ後援会長を拝任することになりました。少子高齢化やこどもの貧困問題など回り道が出来ない多くの課題に対して真摯に向き合う姿を陰ながら応援していきます。