あっと言う間に二月ですが、二月は逃げると言われるくらい短い月。ただ、一月は正月休みがあるので、営業日数は変わりません。年間通じても節分の「恵方巻き」くらいで、これといったイベントも無く、特に夜は暇な時期です。そこで夜の販促をと考えていたんですが、今年は宮城県南三陸の山内さんから「牡蠣」を仕入れ、フェアーをすることにしました。愛知特産の八丁味噌を使った「牡蠣鍋」と「牡蠣フライ」です。牡蠣といえばこの辺りでは鳥羽なんでしょうが、南三陸の牡蠣は少し大振りで美味しいですよ フェアーは明日から18日頃まで、牡蠣の時期が終り次第終了します。
さて、八丁味噌といえば、先日、国の八丁味噌ブランド認定の件で岡崎で製造している二社が「愛知ではなく岡崎」と不服申し立てを行ったというニュースが流れていました。確かに「まるや」「カクキュー」といえばブランドで、弊店も「カクキュー」の八丁味噌を使用しています。良く言う「本家」争いと同様、こういった地域のブランドは共有してこそ広がりが出るものなので、余り度量の狭い考えは如何なものかと思います。今年お正月に読んだふくや創業者・川原俊夫「明太子をつくった男」には、製法特許をとらず、各社が同様の商品を販売するのを容認し、自社は製造直販で品質にこだわり、今や全国に知られた博多の名産品になっている話が書かれています。福岡と愛知の差なんでしょうね。ここにも地域の気概の違いが見て取れます。残念w