かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

経済が死ぬと日本が死にます

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写真は昨日の大村知事のFBから拝借しました。景気悪化の長期が予想されることから各金融機関へ資金繰り対策など県からの要望を伝えたと書いてありました。ただ、個人的には新型コロナウイルスの影響は、想像以上に凄まじく生半可な対策では、本当に日本沈没どころか世界沈没。常軌を逸した前代未聞の支援を行うべきだと考えています。理由は、今回のウイルスが世界中に蔓延しており影響を受けない人がいないこと。リーマンショックの時は上(金融)から下に降りてきたけど、今回は下から上に影響が出ているため体力のない末端の中小零細や個人が真っ先に倒れる点。国民総生産の60%前後は個人消費です。この個人消費を動かすのはマインドですから、浮かび上がるのには相当な時間と知恵と体力が必要と考えるからです。

今日も午後から商工会議所で、大辻会頭から緊急招集がかかり課長以上の役職と臨時の正副会頭会議を開催。事態の深刻さは言うまでもありませんが、会頭から春日井商工会議所独自に斎藤中小企業支援ファンドからマル経融資の利子補給の案が出され、内容を検討した結果来週の議員総会に提案することになりました。この案の良いところは経産省セーフティネットや県の融資は税金なのに対し、ファンドは斎藤丹治元会頭から頂いた自前の資金ですので、お金に色が付いておらず自分たちで制度設計できるところです。詳しくは総会での議決が済んでからの発表になりますが、もちろん、今後も二の矢、三の矢が必要になってきますので、政策金融公庫等金融機関経由の緊急融資にもこのファンドから利子補給していくことを決め、春日井市にも協力をお願いすることにしました。春日井商工会議所4200事業所を始め春日井市の経済を守るための施策です。

さて、ここからは全くの私見ですが、現在感染防止の対策が色々打たれていますが、人の心理として三か月以上閉じこもるには限界があると思います。つまり5月の後半になりある程度の収まりが表明されると、それまでの反発でどっと人が溢れ出すのではないでしょうか。先ほども書きましたが、個人消費はマインドです。このマインドを上手に刺激できるよう、むしろ今から対策を練っておいたほうが良いのではと発言しておきました。ターゲットは5月後半です。飲食部会では今年もグルリングルメを4月1日から始められるよう準備をしていましたが、流石に4月では時期尚早、この5月後半からに変更する案を提案しようと考えています。それも通常のイベントではなく、新コロ(新型コロナウイルスという上品な呼称はやめます)対策と銘打って空前絶後の内容で行うべしとも伝えておきました。また、可能なら、この間中止になったイベント等も一気に開催し、あと、三か月、我慢の中にも負けるもんかという機運を育てていきたいと思います。経済が死ぬと日本が死にます。頑張りましょう!