かちがわ通信

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V字回復させる対策を考える

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我が家の庭のヒトツバタゴ(通称ナンジャモンジャ)の花が咲き始めました。何があっても「そんなの関係ね~」w ここ数日は初夏の陽気なんですが、自然は粛々と季節を刻んでいきます。

さて、持続化給付金の受付が始まりましたね。今回はネットでの申請が必要なんですが、ネットでの申し込みが困難な方は、後日申請サポート会場が設けられるようです(春日井市は未定)。また、愛知県の自粛協力金と春日井市独自の協力金の申請は、連休明けから準備が進み6月初旬ごろからの申請開始になるとのことです。いずれにしても自粛自粛で経済が止まっていますので、一日も早い対応が求められています。

まだまだ、店舗や事業の展望が見えない中、いま、我々がすべきことについて少し考えてみました。まずは、自店の経営がどこまで維持できるのか、冷静に分析することです。家賃交渉とか税金の延納等々、手持ち資金を見ながらエクセルで資金繰り表を作成し数値化して把握しておくことも大切です。また、弊店でもテークアウトや宅配など知恵を絞って取り組んでいますが、売り上げが減少した部分を、何で補填するかも大切です。もともとの売り上げをカバーするところまでは当然行きませんので、資金繰り対策の借り入れを起こしたり、補助金助成金などで急場を凌ぎつつ新型コロナが終息するまで持ちこたえる対策を練っていきます。

さらに、もう一つ大切なことは「将来にわたって生き延びる準備」を同時に始めることです。コロナが終息しても、お客さんの心理を考えれば、例えば、弊店でも今まで2Fの個室で最大45人程度までのご予約をお受けしていましたが、果たしてそこまでのご人数様の宴会需要があるのか考えなければなりません。さらには、今回従来からのテークアウト・宅配を充実させていますが、今後もコロナの影響が続くことを前提に、もう少しシステマチックに稼働できるよう、仕組みや献立を考えたり、社員の雇用を守るためにも再配置を考えます。また、いまの「ひきずり鍋セット」「サボテンのアイス」の通販も力を入れていくつもりにしています。

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いずれにしても「V字回復させるための対策」を考えておくことは本当に大切だと思いますが、会議所的に言えば、先日も「タク宅グルメ」の今後について議論しましたが、タクシーで運ぶことが期間限定のためタクシーに変わるインフラを構築するために、現在、稼働している移動スーパー「道風くん」と同じ事業構築で「宅配道風くん」の検討を始めることにしました。また、新型コロナ対策の「プレミアム付はっぴぃサボテン商品券」の発行も連休明けから準備を始めます。日々状況が変わる中で打つ手は限られていますが、こんな時は出来るだけ遠くを見ることを経験で学んでいます。新しい社会がどんな絵面になるのか一緒に考えましょう!