かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

自助・共助・公助

 

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昨夜菅内閣が発足しました。安倍首相の在任期間と同じ8年弱を官房長官として務め上げた菅さんですから政策に大きな変化は無いようです。このコロナの戦時下ですから変えようがないのも事実。しかし、巷間言われるように河野太郎氏が行政改革相にまたデジタル庁の新設などの目新しさも感じます。まずはお手並み拝見といったところでしょうか実務派の菅総理に期待しています。さて、就任の記者会見で「自助、共助、公助」と「絆」を強調されていました。党首選前に立憲の枝野代表が「政治家が自助を求めてはいけない」という頓珍漢なコメントを出していましたが、有名な「ONE FOR ALL」というケネディーの言葉通り個人と社会と政治は密接な相関関係にあり、初めに自助ありきの考え方は、そうなんだろうと思います。しかし、今回の新型コロナの様に世界的なパンデミックには個人で対応することはまず不可能。2:2:6で公助の割合が妥当だと思います。実際、ここまで会議所の立場でコロナ関係の助成、支援の関係で行政と話し合いを続けてきましたが、自助には限界があり公助があることでかすかながら希望の灯を見ることが出来たという声も良く耳にします。公助というのは自助の後押しという意味もありますので単に補助金や支援金をばらまくだけが公助ではありません。安心して事業が出来る環境づくり大切なポイントです。