かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

消費喚起策

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写真は先月開催した「つかエール」の抽選会の様子です。応募総数が2万枚を超えていましたので、予め事務局で予備抽選を行い、その中から抽選というやり方です。以前からのプレミア付き商品券方式ではなく、あくまで個店を指名して購入するという「つかエール券」方式は、先銭が入ることから資金繰り対策にもなり、ほとんどがスーパー、ドラッグなど大型店やチェーン店に流れたいた消費を地元の個人店で使ってもらえるという利点がありました。ただ、30%のプレミアム付きとはいえ消費者からは何故ドラッグで使えないのか等々ご意見も頂戴しています。

ついては、コロナ禍の先が見えない状態が続く中、今期も同様の商品券の発行を市にお願いしていますが、GW前の28日、その下打ち合わせを行ないました。結果は1億円規模の助成をお願いできそうですが、実施時期に関してはコロナや国のGOTOキャンペーンの進捗状況を見ながら、今年の年末前の発行とし、実施方法については商品券方式にするのかつかエール方式にするのかは改めて相談しましょうという結論です。また、今回はデジタルでの発行も検討していきます。私も意見を求められましたので「この一年の動向を見ていると4月5月で大幅に落ち込み夏から秋にかけて少し持ち直し年末にかけては横ばいという状況だったが今年に入って特に一月は大幅に落ち込んでいる。ただし業種や業態間でかなりの違いが見て取れ、相変わらず飲食、旅行は厳しい状態が続いている。また、この飲食でもFFや宅配は影響が少ないが居酒屋等の酒を提供する店舗は時短要請の関係で苦戦。旅行も交通系への影響は大きいが宿泊関係はGOTOキャンペーンの効果か全体を見れば少し持ち直し感が出ている。従って一律で考えるのではなく、業種や店舗によってプレミアム率を変えるとか工夫が必要なのでは」と伝えておきました。いずれにしてもまだまだ先の見えない戦いが続きます。