かちがわ通信

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FDAトップツアー・二日目(久留米)

ホテルから見える早朝の熊本城。今日は天気も良さそうです。

大渋滞の熊本市内を抜け一路久留米市へ約一時間半です。「FDAトップセール」2日目、久留米市編です。大渋滞の熊本市内を抜け一路久留米市へ。まずは市役所へ表敬訪問です。久留米市は人口も春日井市とほぼ同じ303.300人、商工会議所の会員数もほぼ一緒ですが、市役所に着いてビックリしたのは20階建ての高層ビル!

左側の真ん中が森副市長。国交省官僚出身です。頂いた資料には「自己決定・自己責任」に基づく地方自治の確率と書かれています。移行に伴い委譲される事務権限を活用しまちづくりと市民サービスを行う覚悟が見えます。

続いて市役所のすぐ横にある商工会会議所を表敬訪問。こちらも5階建ての立派な建物です。屋上にはブリヂストンロゴマークが。久留米は日本のゴム産業発祥の地でアサヒシューズムーンスターなど日本を代表するゴム関連会社があります。工業出荷額は平成30年の統計ですが3.210億円(春日井は8.000億円。商業販売額は平成19年の降り資料ですが9.138億円(春日井市は6.600億円)。数字だけ見ると大差がないような気がしますが、久留米の企業は世界を見えているのに対し、春日井は春日井(名古屋)工場や支店が多いせいか見えてる視野の違いと地域愛の違いを感じました。

久留米商工会所の会頭室です。本村会頭にお話を伺いましたが、部会、委員会とも11あり、毎月各委員会が幹事をする懇談会を開催、青年部271人女性会50人と会議所活動もビックリするくらい活発です。しかし、この会頭室の立派さ広さにはビックリしました。因みに春日井商工会議所の会頭室は会議室に改装され今はありません。

表敬訪問終了後、今回の目的の一つP-PFIを導入した中央公園を視察。この公園は市の中心部にあり陸上競技場、テニスコート、市民プール等がある約23ヘクタールという広大な公園です。下の写真は昨年オープンしたCafe&Studio KURUMERU(くるめる)です。

整備するについて市民からヒアリングをしたようですが、サンプル数も少ないと感じたので、事業概要も含め、実際売り上げが出来ているのかなど何点か質問してみました。整備費自体は全額市(一部国庫)が負担し、カフェの使用料を事業者が年間約182万ほど支払っているようです。採算が合っているのか、まだ出来たばかりなので不明とのことでしたがイベントなども開催され人気があるようです。キッズスペースも完備していました。

事業者は公募され地元の企業が選定されていましたが、行政側から見れば整備費や維持管理費の低減や民間に委託すことで柔軟な運営が可能になるなどメリットも大きいのですが、逆に周辺との調整や連携に苦労するなど負担も少なくありません。

帰途は久留米から福岡空港経由で。新しい国内ターミナルも完成していました。お土産は、いつもの稚加栄さんの辛子明太子。名駅の高層ビルの上空を通過し急旋回。勝川は名古屋空港の離発着の関係でビルに高さ制限(海抜53m)があります。精々13~4階が限界で高層ビルは建てられませんので、どのビルも高さがほぼ一定になります。手前は名古屋環状2号線(通称名二環)名二環の下から右に伸びているのがJR中央線、左に伸びているのが城北線です。正面の赤白の煙突が王子製紙春日井工場、戦前は軍需工場があった場所ですが今は民間に払い下げられています。かつて競輪場の誘致も行われたとか。周辺は私が子供のころは一面農地だったんですが今は住宅がビッシリです。