昭和36年勝川駅前広場の大きさが都市計画決定されてから、約半世紀の年月を経て、今日、11時からホテルプラザにて勝川地区再開発事業の竣工式を開催することができました。私が関わるようになってからでも、すでに20年以上経っています。もちろん、関係者の中でも、今日の勝川の姿を見ずに亡くなった人が沢山みえます。そんな事を思えば「万感の思い」と言いたいのですが、むしろ、これからの大変さを思うと、気が重いというのが正直なところでしょうか。昨日のフォーラムでも三井不動産ビルマネージメントの田中専務が「まちづくりは開発前と開発後の二種類ある」と言っておられました。この言葉を借りれば、まさに勝川のまちづくりは次のステップに上がったと言えます。これからの地域マネージメントを誰（何処）が主体で、何を目的に、意思決定はどうするのか、など多くの困難に向かわなくてはいけません。また、事業には終わりがありますが、まちづくりは永遠に続きます。数人のリーダーシップで出来る段階は終わりました。これからは町を構成する全員で、自分たちの町をどう育てるか考えなくては・・皆さんの協力が不可欠です。品川の綱島さんは「商人の敵は商人の心の中にある」といつも言われます。自分との葛藤の中で、何が自分に出来るのか整理していきます。一人の力は何所までいっても一人です。
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