かちがわ通信

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エアポートウォーク名古屋

1ec464ba.JPG朝10時からの春日井まちづくり計画策定事業の第2回作業部会が開催。一回目は所用で欠席したので初めての出席です。事業コンサルから概要説明がされましたが、どうもポイントがはっきりしなくて、中活法の認定を目指すのか、行政が言っている駅拠点事業の商業版なのか今一呑み込めませんでした。この手の部会は今までも出させていただいていますが、結局本を作って終わりというケースが往々にしてあります。本当に実のある内容にするには当事者が語らないと絵空事に終わってしまうので、この点も発言しておきました。

また、2時から開催の「エアポートウォーク名古屋」旧国際線ターミナル大店立地法に基づく説明会に出席してきました。立地法に基づく説明会は周辺の騒音や交通など環境に対する配慮を説明する会ですが、前回に続いて、出店そのものに対する反対意見も多く出され、豊山町周辺の住民との意識の差が明確に出てしまいました。地元にとっては目の前に巨大なSCが出現することは、賑わいの点や雇用の点から期待の声が出されていました。しかし、かつて巨大SCが出店した地域が、どんなに悲惨な目に逢っているか彼らは解っているんでしょうか・・賑わいは塀の中だけ、地価は高止まりし、駐車場以外の高度利用が出来なくなってきます。また、雇用といっても、高齢者と若年労働者をストローで吸い上げる影響で、周辺の賃金が値上がりし中小零細企業商店の雇用状況が一気に悪化します。

もちろん前回も書いた愛知県の態度には腹立たしいものがありますが、空港施設に隣接した大型施設への危険性への配慮、現実に10年に一度は起こっている航空機事故への対策は置き去りになっています。以前のターミナルのエプロン部分が駐車場になっていますが、すぐ横は滑走路です。飛行機がこの駐車場に突っ込む危険性は誰の目で見ても明らかです。これを設置者側の論理(商業ベース)で進めていいんでしょうか。多分このまま計画は進められるんでしょうが、腑に落ちないことばかりです。

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